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カテゴリ:祈り
ここは、伊良部島のヌーシウタキで絶世の美女と 言われたタマミガという神様のいらっしゃる所です。 そのウタキの向かって右横の広場で神女役のツカサンマ (司母・白い着物を羽織っている人)を中心に クィチャー舞いを奉納しています。 この踊りに参加出来るのは、かぞえで55歳(満53歳)から はれて加わる資格をいただけるそうです。 その優しく、ちょっともの悲しい歌声を聴いていると 絹の糸の輪 という言葉が浮かんできました。 ◎ 細いけれど、しなやかな動きで揺れても元に戻る 女の力 ◎ すべての出来事、混乱・喜び・悲しみもすべて 内包する女の力 ◎ 自分を主張しない、出しゃばらない、穏やかな心で 見守る、大きな力が女の役目 ここ伊良部島の歴史が、厳しいものであり、 困難を幾度も越えて来れたのは、打ちひしがれても なんとか命を繋ごうと立ち上がる女の底力であったと 教えてくれました。 家を守る女、それは家庭において太陽のような暖かさと 月のような優しさでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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