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カテゴリ:祈り
次なる祈りの場に移動します。 そこは、1613年に松前藩の慶広公が夢のお告げで 阿弥陀仏を安置した元々の有珠善光寺のお堂です。 現在は、地蔵堂としてお参りに見える方に開放されています。 ここでの祈りは、松前藩が守れなくなった隠れキリシタンを 有珠善光寺さんが、かくまった歴史があります。 今のお堂には、三つ葉葵の徳川御三家の水戸藩の紋が 瓦に記されています。 またお堂の左手の沢山のお地蔵さまのひな壇には卍の印が・・・ 過去、権力者の意向によって宗教統制があり キリシタンを迫害したことが、推し量れます。 それでもなお、善光寺さんは、宗教の壁を越え キリシタンを守って下さった歴史があり、 その度量の大きさを感じます。 この織部灯ろうの竿石に聖母マリアを観音菩薩の如く 刻み、竿石の上部のふくらみを十字にかたどっています。 お守りくださった善光寺歴代のご住職にお礼と感謝を述べ、 宗教による迫害にお詫びをし、祈らせて頂きました。 過去にどのような歴史があったのかを ご縁が繋がり知ったことで自分の心の中で どのようにするかの責任が生じてきますね。 知った人が人間の愚かさをお詫びし、感謝をすることで 時空を超えての癒しになると感じるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月27日 16時40分12秒
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