ひかりのダンス

黒ほこ岩から室堂を目指し歩くこと１０分～１５分のはずの

道のりは行けども行けども整備された木道が続きます。


「時間を短く伝えるのは登山者への優しさなのかもしれないね。」

と仲間の言葉にうなづきながら・・・

周りはなだらかな丘が続きます。




しばらく歩くとようやく２４５０ｍの室堂に着きました。

雨で濡れた衣類を替え、すぐ裏にある奥宮へお参りです。



温かいお味噌汁やコーヒーで身体を癒し昼食を摂り

頂上の御前峰へと再びスタートしたのが正午です。


この登山の直前に友人のホットヨガを初めて受け

「足から背骨を通って息を吸い、第三の目で一旦止め、

　前側から足に向けて吐き出すイメージ」を教わり、

登山をしながらその呼吸を試みていました。


”呼吸とは素晴らしいものです！！”


息が上がっているのをその呼吸方法によって

整えることが出来ます。


それは、大地のエネルギーを自分の身体に取り込み

自分の中にある不要なものカルマさえ一緒に吐き出して

いる感覚です。


神々の山のエネルギーを戴き、登山道の両脇にある岩に

挨拶をしながら、２７０２ｍの頂上に着きました。


立派なお堂があり、そこで祈り合わせをさせていただくと

二色が混じる鮮やかな鼓動する玉と梵字のようなものを

戴きました。


お堂の裏の御神体にみんなが持ち寄った塩、酒、水を納め

神様は自分で動けないので人が運んで来るものを

とても喜んで下さるそうです。

”八重干瀬のお水”と”樽前山湧水”を納めさせて戴き

ちょうど南と北のお水です。




私たち人間に出来ることのひとつに

大自然によって生かされていることを知り

自然界の大きな樹木や石には昔から神が宿ると

言われていたことを感じてみること。


山の頂上にある不思議な大岩には、意味があり

宇宙からやって来ているものも多いそうです。


たしかに山の頂上辺りには、神様が宿っているような

大きな石（意思をもっているもの）がありますね。


その大きな存在に触れてみて何かが癒されるのを

感じてみてくださいね。


　　　　　　　　　　　　つづく


☆追伸

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