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カテゴリ:祈り
この奥尻島は、北海道の島で唯一お米のとれるところです。 車で島を移動していると樹木も本州に近いものを感じます。 こんな素敵な緑のトンネルがありました。 この写真も友の撮影です。 次に北に位置する稲穂岬に回ります。 そこは、賽の河原で有名な場所です。 古くから、海難犠牲者を慰霊する地として信仰されています。 入り口の岩に門番のよこ顔が見えるでしょうか? 平成15年の南西沖地震の際に積み上げられていた石が波に 呑まれてしまったのですが、駆けつけた日本中の皆さんのお陰で あたり一面 石が積まれています。 全国各地から寄せられた思いで、この場が温かく守られています。 次に東の上部にあたる宮津弁天宮へ向かいました。 この島の漁師さんが大漁を祈願し弁天様が祀られています。 ここには古くからのお話しが伝わっています。 660年 斉明天皇の命を受け 阿部比羅夫が水軍160隻を 率いてこの弁天岬にあった砦を攻撃に来たというお話しも あり、今は美しい朱塗りのお宮が祀られていますが、 この島の重要な場として、歴史のロマンが秘められているようです。 温泉付きホテルに着き、美味しい食事をもてなしてくれた 地元出身の若い女性が、とても爽やかで素敵でした。 彼女のお話から この奥尻島は自給自足の出来る島と いう事がわかりました。 魚介類・お米・野菜・和牛、そして水も豊富なことから 来年からは地元のぶどうを使い奥尻ワインが生産されるそうです。 我々日本人はこの島を目標にしてもいいとおもいませんか? 彼女が生まれた島を心から愛していることが伝わってきます。 その後、思わぬ展開へと・・・ 翌日 私たちが乗る予定のお昼のフェリーが4mの波の高さを 超えると欠航するかもしれない 朝1番のフェリーであれば大丈夫らしい・・・と 急きょ予定を変更し、早朝祈りをしてからフェリー港へと 清清しいご来光ですね~♪ つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月30日 07時59分46秒
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