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カテゴリ:祈り
今夕、テレビのスイッチを入れると ちょうど円空仏の名で知られている”円空上人” の番組が入っていました。 1632年~1695年 江戸時代の前期のお坊さんで 一生の間に 12万体の仏像を彫られた方です。 円空さんは、美濃の国(岐阜県)に生まれ、 7歳の時に 洪水のために実母が亡くなり 父親は、円空さんが生まれた時には、いなかった と言うか、父親のいない環境に生まれ 母の手で育てられていたようです。 12歳で出家し、 30年諸国を旅し、お寺や祠に置かれている仏像は もちろんのこと、後半には個人の家にも残されていて なんと12万体が彫られました。 ◎ 円空さんの45歳の時の仏像の製作の方法 荒子観音寺で1254体の仏像を彫っています。 それは、たった1本の木を縦に2つに割り 大きな仁王像を1対とり、残りの木を使って小さな仏像を彫り さらに小さい木片で 木端仏(こっぱぶつ)を彫り どんな木からも 衆生を救う仏を創る という信念を持っておられたようです。 もうひとつ、円空さんを こんな表現をしていました。 ”樹木の 霊力を 最大限に 開花させた!” ◎ 円空さん、48歳の時に 神秘的体験をされたそうです。 郡上市にある滝に打たれていた時のこと 白山神という 神の声が聞こえてきて ここは、仏の住まいであり おまえは ここに 仏といるのだ! ここで滝が、出てきますが、 円空さんと 滝は 深い関係があるのです! それは、円空仏の観音仏を納めている場所には ”瀬織津姫”が、関わりあるところなのです。 ”瀬織津姫” = ”滝の女神” = ”水の女神” この円空仏は、江戸時代に樽前浜にあった ”樽前権現社”に祀られていた仏像です。 そこの祭神は、”瀬織津姫さま”です! 自分の住む地域にも興味深い、歴史が秘められていますね! 円空仏の中で”観音菩薩”や”権現様”と呼ばれている 仏像は、とても柔和な表情をされていますが 円空さんは、7歳で死に別れた母親を思い彫られていたようです。 ◎今回の佐相市など全国各地での大雨で被災され お亡くなりになられたみなさまのご冥福を お祈り申し上げます。 さらに”円空上人”についてのお話を調べ お伝えしたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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