2月2日の日記
一関市出身で東京大学 大学院 薬学系研究科 修士課程2年の学生さんが、第4回東大学生発明コンテストで優秀賞を取ったそうです。発明したのは脳の活動を映画のようにとらえる技術で、細胞の活動と同時に起こる細胞内カルシウム濃度の変動を蛍光変化として認識し、活動している神経細胞がピカピカと点滅する画像を記録するものだそうです。単一細胞レベルの解像度を保持したまま、数百から数千個の細胞活動を観察できるとのこと。類似した画像法は数年前からありましたが、彼が作った撮影機器は従来の約10倍のコマ速度を実現し、スムーズで高品質な画像で詳細な情報を得られるそうです。てんかんなどの病気の解明とその治療薬の開発、脳の情報を生かして機械を動かす新しい介護医療システムの開発などに応用可能だとの事。脳についての研究はずっと前から行っていたそうですが、機械の研究については約1年半でここまでこぎつけたそうです。すごいですね~!是非商品化されて、普及して欲しいものです。