Shinzy-Online

[時事問題] カテゴリの記事

全17件 (17件中 1-17件目)

1

• 

  スピリチュアルブーム

  昨日の　朝日新聞に最近の　スピリチュアル・ブームについてこんな声が　紹介されていた----------------------------宗教は嫌い色々束縛されそうなのがイヤ都合のいいときにだけ自分の事を知れるのがいい胡散臭いと　思うのもあるけど自分で選べて　値段も手ごろ------------------------------これが　いまどきの一般的な宗教観　なのだろうか宗教アレルギーの　仮面をかぶりながら無防備に　スピリチュアルな世界にのめりこむ人々　テレビでも連日　そんな特集ばかり非常に　危険だとも思う本当に　このままで大丈夫だろうか本来の　宗教とは人間のエゴ　おごり　ねたみを直視しそれを戒め　生かされている感謝と謙遜さとを　生活の中で覚えること神不在の　時代にあっては自分の都合に合わせて手ごろな値段で霊性までも買おうとするのかまさに　自己中心な世俗の　神秘主義現代人は一体　どこに向かっているのか･･･～～～聖書の言葉～～～愛する者たち。霊だからといって、みな信じてはいけません。それらの霊がまことの神からのものかどうかを、ためしなさい。なぜなら、にせ預言者がたくさん世に出て来たからです。第1ヨハネ4章1節あなたの金は、あなたとともに滅びるがよい。あなたは金で神の賜物を手に入れようと思っているからです。使徒８章２０節最近の出来事日曜日から　月曜日まで「学生会･新年修養会」が尾西グリーンプラザにて　催された聖書のお話はもちろん昨日は　スポーツ大会と称し久しぶりにバレーボールを６セットくらいした感想「もう若くないなぁ」今日になって　筋肉痛が･･･

  Jan 9, 2007

• 

  99.9%は仮説！？

  なんと　太陽系から「冥王星」が　消えようとしている！！いやいや　正確には太陽系「惑星」　の定義から外されようと　しているNHKニュース確か　私たちは小学生？のときに　太陽系惑星は水　金　地　火　木　土　天　海　冥と習ったはず･･･それが　間違いだったことになる実はこの問題　去る６月日本からドイツへ行く　飛行機の中である本を読み　初めて知った「99.9％は仮説」竹内薫本書の中で　著者はこう述べている（本書要約）-------------------------「世界は仮説で出来ている」科学だけではなく私達を取り巻く世界は仮説に満ちている。親から教わることも、教科書に載っていることも誰もが当たり前だと思っていることが実は仮説に過ぎないのです。進化論だってそうです。進化論は、仮説の上に成り立った｢理論｣にすぎず生命の起源については何も触れていない。仮説であるからには（冥王星のように）いつの日かくつがることだってある。まさに歴史はその繰り返しです。実はこの著者物理博士であり　クリスチャンでもあるその彼は　こんなことも書いている「話が通じない」人はそれぞれ、自分の「仮説」を信じているから同じ言葉を話していても、なかなか話が通じない。「だから宗教は･･･」と言われるしかし私が考える「宗教」と無宗教の人が考える「宗教」とは全然意味が違う。彼らにとっては、カルト宗教も立派な？「宗教」なのである。--------------------------ふむふむ何が仮説であり　何が真理なのか自分は　どんな前提を持っていて相手は　どんな仮説の中にいるのかそんな　冷静な考え方が出来れば世の中もっと「平和」になるのかも自分は　何も知らないことを知るのが本当の賢さだと　改めて思った～～～聖書の言葉～～～自分こそ知者だなどと思ってはいけません。ローマ12章16節私は、すでに得たのでもなく、すでに完全にされているのでもありません。ただ捕えようとして、追求しているのです。ピリピ3章12節

  Aug 24, 2006

• 「ダヴィンチコード」その影響

  　以前の日記「ダ･ヴィンチ･コード」昨日、教会に行ってビックリ。「先生。先日のテレビでの　ダヴィンチコードの特集を見て　信仰が揺れそうになりました…」との一言。だからぁ･･･。　◆その後、著者のダン･ブラウン自身が「事実でない」と明言原作者ダン・ブラウン氏は作品の公式サイトで、物語が史実ではなく、聖書にも基いていないことを明言。「この本は何かに反論する目的ではなく、　キリスト教の歴史で自分が興味を持った　側面を探りながら書いた 小説。　敬けんなクリスチャンの大半はこのことを理解し、　精神的な論議や論戦の題材となる　興味深い 小説 だと思ってくれている」と述べている。《CNN 2006.05.17》◆つまり、これは単なるフィクションです。本当に人騒がせな、小説であり映画です。イスラム教徒は、アッラーの事をマンガに書かれただけで大変な暴動騒ぎになってしまうのに･･･。いくらダヴィンチコードがブームでまたとない「金のなる木」だとしてもちょっとテレビも やり過ぎ ではないだろうか。たとえ理解できなくても他人の信心に対してはもっと繊細であるべきだと思う。まぁ、ブームが終わったらウソのように静かになるとは思うが。。。「人の噂も７５日」と言うからねぇ。◆そもそも最初から、失うものは何もない！？先日、ある方と話していたらやはり話題は、ダヴィンチコードに。そしてその人が最後にこう言った。「それにしても、キリストは実在したんだねぇ」まぁ、多くの日本人は、そもそもそれくらいに思っているのかもしれない。つまり、ダヴィンチコードだろうがなんだろうが失うものは何もないということ。むしろ、このダヴィンチコードを話にタネに伝道をするくらいのたくましさが必要なのだと思う。～～～聖書の言葉（第２テモテ）～～～4:2 みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。寛容を尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。4:3 というのは、人々が健全な教えに耳を貸そうとせず、自分につごうの良いことを言ってもらうために、気ままな願いをもって、次々に教師たちを自分たちのために寄せ集め、4:4 真理から耳をそむけ、空想話にそれて行くような時代になるからです。4:5 しかし、あなたは、どのようなばあいにも慎み、困難に耐え、伝道者として働き、自分の務めを十分に果たしなさい。

  May 21, 2006

• ユダの福音書

  本当はあまり　騒ぎ立てたくはないのだがある方に質問をされたので　最近ニュースになった「ユダの福音書」　について書いておこうまだ知らない人はこちらこの中に既に歴史的事実ではないと書いてある皆さんはご存知だろうか　新約聖書には２０００年の歴史の中で　聖霊の導きのもと厳しく検証され　大切に受け継がれてきた「使徒的文章」が　２７巻あるそれが　いわゆる「正典」で燃える火で　何度も洗練された純金のような　存在だ　しかし　実はそれ以外にも使徒の名を借りて　書かれた多くの「外典」があるこれらは　内容に一貫性がなく使徒の教えから　明らかに逸脱していたので当然の事ながら　正典から消えていったたくさんあるので　その一部を取りあげてみるエビニオン人福音書　ヘブル人福音書　エジプト人福音書ヤコブ原福音書　トマスによるイエスの幼児物語　ペテロ福音書ニコデモ福音書　ラオデキヤ人の手紙　パウロ黙示録　ペテロ行伝パウロ行伝　ヨハネ行伝　アンデレ行伝　トマス行伝　etc…だから「ユダ福音書」が解読され　世間がどんなに騒いでも正直「外典が一つ増えた」くらいのインパクトしかない　外典を読みたい人は　読んでみたらいいと思う私も　そのいくつかを読んでみたが内容には　いささか失望した正典とは　まったくの別物その名の通り　偽物だよって　騒ぎすぎその証拠に　この「ユダの福音書」はキリストの昇天後　ずっと後代の３、４世紀異端のグノーシス全盛期に　ギリシャ語ではなくコプト語（古代エジプト語）で　書かれれているではないか悲しいかな　ワイドショー（野次馬）化した現代では正典よりも外典に　興味が集中するのであるそれを大々的に　報じるメディアには珍情報で　注目を集めようとする無責任な　商業主義を感じるイエスキリストが十字架にかかられた直後からグノーシス派と呼ばれる　「偽教師」は 多数教会の中に　入り込んでいた困ったことに彼らの多くは 雄弁　かつ　博学で言葉巧みに　自説を展開しては 上手に人を取り込み　自分の信者としていった更にひどい場合は　使徒の名を借りて外典を残した その手口ときたら　あの「偽メール」も真っ青人間とは　今も昔も変わらないペテロの手紙には　このように書いてあるしかし、イスラエルの中には、にせ預言者も出ました。同じように、あなたがたの中にも、にせ教師が現われるようになります。彼らは、滅びをもたらす異端をひそかに持ち込み、自分たちを贖ってくださった主を否定するようなことさえして、自分たちの身にすみやかな滅びを招いています。ペテロの手紙第二　2章1節21世紀の　欧米における思想的傾向は「ポストモダン（近代以後）」　と呼ばれている思春期になった子が　親の価値観を批判するように彼らは躍起になって　20世紀以前の宗教・価値観を批判し当然のことながら　「キリスト教」はその最大の標的となっているその一部反動が　熱狂的な「キリスト教原理主義」となりキリスト教のイメージを　更に歪めている最近の「ダヴィンチコード」や「ユダ福音書」はそのブームに乗して　登場するべくして登場したしこれからもしばらくは　その傾向が続くだろう彼らの驚くべき共通点は歴史において、遠い昔に葬り去られたグノーシス文書（資料）をゾンビのごとく蘇らせあたかも新説のように見せかけていることでもそれは新しくもなければユニークでもない「またか・・・」なのであるまぁ　賢明な態度は「流行」には　踊らされず「奇説」には　飛びつかないことだイエスの教えは　2000年間同じような　批判にさらされながらもそのともし火は　依然として消えず人々の心の中で　明るく輝いているのだから～～～聖書の言葉～～～十字架のことばは滅びに至る人々には愚かであっても、救いを受ける私たちには、神の力です。知者はどこにいるのですか。学者はどこにいるのですか。この世の議論家はどこにいるのですか。神は、この世の知恵を愚かなものにされたではありませんか。神の愚かさは人よりも賢く神の弱さは人よりも強いからです。コリント人への手紙第一　1章18－25節

  Apr 12, 2006

• 

  平和と和解のシンボル

  嬉しくも懐かしいニュースがとどいた昨日３０日 旧東ドイツのドレスデンにて聖母教会（Frauen Kirche）の復元が完成したとのこと。詳細はクリックするとニュース記事へちなみに５年前（２０００年４月）私がドレスデン訪れたときにはまだまだこんな状態でした。（左下の写真）　第二次世界大戦の終戦間際空襲によって全壊したこの教会を「平和の願いを込め」「そして東西和解のシンボルとして」ガレキを再利用し復元する。この計画知った私は感動し極貧学生でしたがささやかな寄付をしたものです。それがようやく完成したのです！どうか この教会の掲げるメッセージと平和の福音（グッドニュース）が世界に広がり「キリストの平和」をもたらしますように...。～～～聖書の言葉～～～キリストこそ私たちの平和であり二つのものを一つにし、隔ての壁を打ちこわし、ご自分の肉において、敵意を廃棄された方です。エペソ２章１４-１５節

  Oct 31, 2005

• 

  日本の未来　子供の将来

  現在デジカメ故障中。そこで、最近のニュースを読みながらちょっとマジメに書いてみようと思う。○ 小学生校内暴力が過去最悪　「突発的にキレル子供が以前にもまして目立つ」そうだ　確かにニュースを見ていると　そんなケースが増えてきているように思う。　先生に対しての 暴力事件も３２％増。　いったいこの国の学校はどうなってしまったのだろう。　我が子のこれからも含め、どうしても不安になる。「日本の未来」「子供の将来」○ 国の借金、国民1人あたり623万円　これは生まれたばかりの子も含めた数字　つまり我が家の３人だけでも1869万円の借金があることになる。　もうほとんど 破産寸前 である。　しかも、この3ヶ月だけで14兆2821億円増加したそうだ。　小泉さんが「改革！改革！」と叫んでいる間にも着実に…。　私達はこの借金を、次世代に残してもいいのだろうか？ひとりの父親としてクリスチャンとして私にいったい何が出来る？○ 衆院、憲法特別委を設置　憲法改正論議がいよいよ現実味を帯びてきた。　日本の平和憲法はどうなるのか　近い将来 徴兵制 も復活するのだろうか？　先日、カミソリ後藤田前副総理が亡くなった。　彼の言葉には重みがあり、心を打たれるものがあった。　その彼が生前「わしの目の黒いうちは憲法改正はさせん！」　と言っていたそうだ。その彼がついに亡くなった…。　何かとても象徴的なものを感じる。逃げてはいけない目をそらしてはいけないこの国に根をおろしひたむきに福音の種を…～～～聖書の言葉～～～みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。第２テモテ４章２節あなたがたの信仰と希望は神にかかっているのです。第１ペテロ１章２１節

  Sep 22, 2005

• 

  「トロイの木馬」にご用心

  改革の本丸と言われた「郵政民営化」今思えば、あれは小泉さんが放った「トロイの木馬」だったのか…（トロイの木馬について↓ｸﾘｯｸ）その中には増税　憲法改正教育基本法改正　年金改革イラク派兵延期　拉致問題 etc様々な重要懸案が潜んでいるこれからどんどん出てくるのかな立派すぎる大義名分には気をつけたほうが良いその「トロイの木馬」の中には何が潜んでいることやら昔イスカリオテのユダは言った「なぜ、この香油を三百デナリに売って貧しい人々に施さなかったのか。」（ヨハネ12:5）それ自体は立派な言葉だったがこの道徳の仮面をかぶった「トロイの木馬」には「金を愛する心」が潜んでいた私も気をつけよう「みことば」「神様」「みこころ」の名を利用し立派な「トロイの木馬」を作り出し己の罪深さを忍び込ませないように～～～聖書の言葉～～～彼の口は、バタよりもなめらかだがその心には、戦いがある。彼のことばは、油よりも柔らかいがそれは抜き身の剣である。詩篇55篇21節

  Sep 13, 2005

• 

  ちょっと勝ちすぎじゃない！？

  「郵政解散」ではじまった今回の「小泉劇場」小泉さんは一貫して「国民に郵政民営化の是非を問う」と訴えてきたd（-_＾）good！！ﾜｯｶﾘﾔｽｲでも ？？？何かがおかしいような…だって 今回選ばれた衆議院は郵政法案が成立されれば その後即座に解散するのだろうか？そんなことは決してあるまいだから 心配 なのだ確かに小泉さんは一年後に自民党総裁を退くと言っているでも その後 も自民党支配の構図は残るつまり権力だはしっかり残ってしまうやろうと思えば何でもありなのである郵政後　何が待っているのか？彼らが　この次に何をしたいのか？私たちには 何も 知らされていない…┐(-。-;)┌ ﾜｯｶﾘﾏｾﾝ?そう考えるとこの自民党の単独過半数が末恐ろしく思える…～～～聖書の言葉～～～王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。それは、私たちが敬虔に、また、威厳をもって、平安で静かな一生を過ごすためです。第1テモテ２章１～２節

  Sep 12, 2005

• 「小泉劇場」と「ドイツの思い出」

  近頃の衆議院選挙には様々な批判があることだろう郵政反対派を公認せず刺客を送り込む小泉流地元「岐阜1区」も例外ではなく反対派の野田氏と刺客の佐藤氏の「女の対決」広島ではホリエモンの登場今日の朝日新聞ではこのどたばた劇を「小泉劇場」を命名していたある人は「こんな茶番」とあきれているだろうしかし私は、このドタバタを楽しんでいる私がドイツにいたころ、ある光景に驚いた駅やレストランなどで、時には酔っ払い同士が政治のことを熱く論じていた「私はＳＰＤ支持だ」「わたしはＣＤＵだ」などとそれはあたかもサッカーのサポーターがひいきのチームを熱く論じているような盛り上がりようだった議論のレベルから言えば日本の政治はまだまだ茶番かもしれないでもこうした「選挙を楽しむ」という姿勢がなければ日本に民主主義は根付かないだろう先日は「教会は楽しくなくっちゃ」と書いたが、今日私は思う 「政治もやっぱり楽しくなくっちゃ！」一番大切なのは有権者が正しい審判を下すこと祈り心を持ってこの選挙に参加していきたいトピック「面白い選挙」投票ダメ、悔しがる在外邦人…判決注目衆院選・岐阜１区から佐藤ゆかり氏～～～聖書の言葉～～～すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。第1テモテ２章１節ある人たちはこの目当てを見失い、わき道にそれて無益な議論に走りました。第１テモテ１章６節

  Aug 24, 2005

• 

  戦後６０周年記念「ヒロシマ」

  米国内５７％が広島原爆投下支持韓国人原爆被害者は２３００人余韓国人記者の目から見た広島原爆の日ＴＢＳの戦後６０周年特別企画「ヒロシマ」見た。ゴールデンに良くやった！しかもなかなかの力作！！ＴＢＳに拍手を送りたい！！！しかし内容に関しては番組後しばらく考え込んでしまった。番組の中で、原爆の製造に関わり、投下に同行し、その直後「きのこ雲」を撮影したアメリカ人科学者も登場した。そのアメリカ人科学者に二人の原爆被害者が「謝罪してくれ」と詰め寄るシーンがあったがその科学者は多少動揺しながら「私は謝罪しない」「私だってパールハーバーで友人を失った」と言ってのけた。彼のデリカシーのない言葉や横柄な態度には、私も腹が立ったし、多くの日本人が同じ気持だったろう。しかし同時に、この番組を見ていて、いつしか自分（日本）が「原爆を落とされた」被害者のような気持になっていたことにも気がついた。この番組では韓国や中国のことはほとんど触れられておらず、アジアでは同じように日本軍に殺された一般市民もたくさんいたことだろう。（そのことについて筑紫さんは多少触れていたが）そうすると、日本もまた一方的な被害者とは言えないし、もしかしたらこの「ヒロシマ」の事実があるから日本人は第二次世界大戦を語るとき加害者ではなく、被害者になってしまうのかとも思った。国の戦責を考えると、誰が「加害者」で「被害者」なのか時々分からなくなってくる。私たちに出来ることは「国」を論じる前にまずはその国の「個人」を理解しようとすることなのではないだろうか。そして最終的には自分の中の「罪」に行き着くのかもしれない。～～～聖書の言葉～～～なぜあなたは、兄弟の目の中のちりに目をつけるが、自分の目の中の梁には気がつかないのですか。偽善者たち。まず自分の目から梁を取りのけなさい。そうすれば、はっきり見えて、兄弟の目からも、ちりを取り除くことができます。マタイ７章３，５節

  Aug 5, 2005

• 尼崎の電車事故

  とても大きな電車事故。死者は１００名超になるとか。遺族の悲しみは如何ばかりだろうか。。。昔ケルン（ドイツ）に住んでいたとき、近くで地下鉄事故があった。あわてて帰ってきた同じアパートの友人が、私の顔を見るなり、目を大きくして「あぁシンジ、君の顔を見れて安心したよ」と力いっぱい抱きしめてくれたのを思い出す。もし自分の家族や知人があの電車に乗っていたら、今ごろ私はどんな気持でいるだろう。そう考えると胸がしめつけられる。ご遺族のうえにやさしい慰めを。。。

  Apr 25, 2005

• あやうさ

  最近の「反日デモ」についてあえて何もコメントせずにきた。それは、自分の中にも存在する何ともいえない「あやうさ」を自覚すればこそであった。第二次世界大戦中内村鑑三という有名なキリスト者がいた。彼は「不戦」を唱え「不敬事件（注1）」などをおこし当時のマスコミの集中砲火を浴びた。しかし、その彼でさえも日本軍が、敵国の艦隊を打ち負かしたと聞けば通りに走り出て「バンザイ」と叫んだという。私自身はどうだろうか？サッカーの国際試合を見れば熱心なサポーターと化し、日本総領事館に石が投げ込まれたと聞けば、怒りと悲しみから、つい隣国批判が口から出てくる。こんな自分が、偏見なしに公正な意見を書けるとは思わないし、相手国の気持を理解しているとも思えない。いきなり「国際平和」を叫んでも言葉が浮ついてしまう。掘り下げてみれば、私もまたどうしようもないほど「日本人」であり、立場や国籍、教育が違えば、一緒になって石を投げていたかもしれないのだ。国や宗教、立場を超えて、まずは人間そのものの奥底に眠るこの「得体の知れない感情」に気付き徹底的に批判を加えない限り、この種の問題はいつまでたってもなくならないだろう…。「隣国の反日」でもなく「自国の対応」でもなく一人一人が自分自身を批判することから新しい時代が始まるのでは…ばくぜんとそう感じている。この問題と正面から取り組んだ内村鑑三は墓碑に次のような言葉を刻み残している。I for Japan;Japan for the world;The World for Christ;And All for God.しっかりとした一人の日本人でありながら全てを神の前で相対化できる自由。こんな生き方も素晴らしいと思った。注1：「不敬事件」天皇の勅語に最敬礼しなかったことが波紋を呼んだ事件

  Apr 20, 2005

• 牧師

  「金銭欲」「権力欲」「異性関係」牧師はこの三つの欲に気をつけなければならないと教えられたことがある。牧師だけではなく、全ての宗教家たちはそのことに留意すべきではないだろうか。私にそれを教えてくれた牧師は、もう７０歳を過ぎた謙遜な牧師だった。それでも毎朝「そういった欲望からお守り下さい」と祈っているそうだ。本当に頭が下がる。今回事件を起こした牧師は、この三つの欲、すなわち「金」「権力」「異性」の全てにおぼれていた。しかもキリストの名を利用して。。。牧師という立場を乱用して。。。本当に悔しい、そして悲しい。。。こんな時どうしたらいいのか。私たちのすべきことは、決してワイドショーと一緒になって彼に攻撃を加えることではないはずだ。犯罪の影には、痛めつけられ利用され、心を破壊された子供たちの姿がある。なによりも彼女たちの将来を思い、心の癒しを祈るのが、私たちにできることではないだろうか。あまり報道されないことだが、今一生懸命に、少女たちのカウンセリングをしている京都在住の牧師がいる。彼だって牧師というだけで、「誤解」や「偏見」にさらされるかもしれない。そんな中での献身的な働きが、多くの実を結びますように。主よ、傷ついた子供たちを哀れんでください。。。

  Apr 8, 2005

• 朝日新聞連載「アメリカ神の国から」について

  私は最近の朝日新聞の連載に心を痛めています。その理由は、以下の通りです。　イラク戦争が始まってから今日まで、アメリカの政治とキリスト教保守派の関係について、連日のように連載されている。もちろんそのこと自体は喜ばしいことであり、そこに問題があるならば、私たちは真実を知る必要がある。しかし、最近の記事は、いささか公平性を欠いてはいないだろうか。　その連載の内容は、・中絶に反対する（神に与えられた命だから）・神がこの宇宙を創られた（創造に関与された）と信じる・クリスマスを伝統的に「キリストの誕生日」として祝う保守的なキリスト教に向けられ、まるで彼らが狂信的なカルト教団だといわんばかりである。しかし、彼らがそういった信仰を持つこと自体に罪はないし、それに基づいて発言しても許されるはずである。そもそも、そういった意見を一方的にバッシングしても良いのだろうか…。　もちろん朝日新聞がいいたいのは、そういった信仰を持つこと自体ではなくて、そういった考え方を押し付け、政治に圧力をかけることを問題視しているのだろう。しかし、それにしては、その辺の線引きがあいまいである。　また、もしこういった問題を、本当に公正な目で批判するなら、日本の政治については更に熱心に論じるべきである。日本の与党には公明党が入っており、その支持基盤はいわずとも知れた特定宗教団体である。その「教祖」が絶大な発言力を持ち、日本の政治に深い関係を持っている以上、その教団の信仰が、政治にどんな影響力を持っているのか、これこそ徹底的に暴くべき問題ではないか。　しかし、朝日新聞をはじめ、世のメディアもなかなかそれをしない。相手を恐れているのだろうか。だから対岸（アメリカ）のキリスト教だけをたたくのか…。　いずれにしても、憲法によって信教の自由が許されたこの国で、個人的な信仰を、このような形で傷つけられることは大変遺憾である。もし書くならば、せめて、私と同じく日本にもたくさんいるクリスチャンの方々に、これ以上の苦痛を与えないためにも、「アメリカの国内外には　全く異なった違った意見を持つ教派もあります。　この記事はキリスト教全体を　非難するものではありません。」と何らかの但し書きを掲載すべきではないだろうか。

  Jan 21, 2005

• なにかへんだな

  今朝の朝日新聞にこのような記事が載っていました。「キリスト教には一神教に特有な　排他的な面がありますが　排他性はカトリックよりも　プロテスタントのほうが強い。　それが原理主義につながって　好戦的思想となり、　イスラム教とぶつかり合っている。」「一神教の排他性が戦争を起こしている今、　寛容な多神教の意義を　もう一度見出すべきである。」たいへん分かりやすい、おもしろい、でも、なにかがおかしいぞ…。そんな印象を受けました。この記事は、靖国問題も続きました。「第二次世界大戦中、日本は国家神道を掲げて　アジアの国々を侵略しました。　そして、アジアの人々が靖国神社のほうを向いて　深々と敬礼していたのです。　そして、今日も小泉首相は　そのことに対する反省も曖昧なまま　各国の批判を押し切り、公式参拝を続けています。　これはいけません。」（要約）なるほど、きっとこの記事を書いた梅原さんはこう言いたいのでしょう。「私は多神教の意味をもう一度見直すべきだと思う。　でも、第二次世界大戦中の『神道』は、　欧米の影響を受け、天皇を中心とした、　一神教化した『神道』でした。　だから、それ以前の、素朴な多神教に　戻るべきだと思うのです。」とでもだとしたら、今日の原理化したキリスト教も、本来の姿を失い、一部の人々によって捻じ曲げられ（利用され）ているとはいえないでしょうか…？本来のキリスト教はもっと素朴なものです。それは「神と隣人を愛する教え」です。罪深いのは、わたしたち「人間」です。わたしたちは「自分の思い通り」にするためなんでも利用しようとする。ブッシュはキリスト教会を利用した。そして多くのアメリカのキリスト教会は利用された。そして尊敬を失った。これは宗教一般についても言えることかもしれない。今日、多くの宗教は、欲深い人間の道具となってしまった。多くの人々は、それを見抜き、宗教そのものに見向きもしなくなっている。でも、でも、こんな時代だからこそキリストご本人の教えは、ますます、その重要性を増しているのだと思う。イエス・キリストはいいました。「自分のいのちを自分のものとした者はそれを失い、　わたしのために自分のいのちを失った者は、　それを自分のものとします。」マタイ10:39私達は、自分の心の中にもある「自分の思い通りにしたい」という思いから目をそらさず、絶えず監視すべきです。そして自分に対する批判の目を失うことなく自己否定（悔い改め）の道を歩むべきなのです。

  Jan 7, 2005

• おかしな米大統領選挙報道

  今回の大統領選挙でブッシュ氏が勝利宣言をした。これに関しては様々な意見があるだろうが私はその結果よりも日本における報道のあり方に一石を投じたい。ブッシュ氏の支持基盤についてマスメディアが言及するとき必ず「キリスト教右派」という表現が出てくる。そもそもこの表現そのものに悪意があるのだが更には、本日の朝日新聞の社説に「特定の宗教的価値観が政治を振り回す」とまで書かれていた。それが事実ならそう書けばいい。ただしそう書くならば自国の政治も同じ批判を加えるべきではないか？今日のわが国の政治では公明党が与党になっている。そしてその最大の支持基盤は創価学会ではないか。もし「特定の宗教的価値観が政治を振り回す」と批判的に書くならば、真っ先にそのことを批判すべきである。しかし、日本のマスコミは自国のそうした状況には沈黙し海外の政治にばかりに遠吠えする。なんとも日本のマスコミは情けない。。。そしてそんな報道に直ぐに流される日本の読者は更に情けない。日本人よ。もっとたくましい批判能力を養おうではないか！

  Nov 4, 2004

• 「虐待について思う」

  最近、ニュースを見ていると、毎日のように「幼児・児童虐待」のニュースが飛び込んでくる。いったい毎日どれだけの子供たちが、心無い大人の暴力にさらされ、声にならない叫びを発していることだろうか…。いったいどれだけの親たちが、子育てに悩み、苦しみ、誰にも打ち明けられず、潰されそうになっていることだろうか…。もう数ヶ月もすれば、私も一児の父となる。ニュースを見てただ心を痛めているだけではなく、自分にも何かできないだろうかと焦りにも似た思いが湧き上がってくる。子供は親の所有物ではない。私たちは、神にその命を預けられているのであり、その命の尊さに対する畏れを決して忘れてはならないのである。キリストは、大人たちに「子供のように素直な心になること」と、実際に「子供たちを受け入れること」の両方を教えられた。信仰とは決して自己満足なものではなく、最も弱への愛を生み出すものである。最後に、キリストの言葉を引用したが、この言葉を心に留め、まずは自分自身が、それを実践するものでありたい。イエス・キリストのことば（聖書）「まことに、あなたがたに告げます。　子どものように神の国を受け入れる者でなければ、　決してそこに、入ることはできません。」「また、だれでも、このような子どものひとりを、　わたしの名のゆえに受け入れる者は、　わたしを受け入れるのです。」

  Oct 14, 2004

全17件 (17件中 1-17件目)

1