カテゴリ:■ 舞台
仕事の後大阪に行って、舞台「クラウディアからの手紙」を観ました。
ストーリー 太平洋戦争の終戦を朝鮮・平穣で迎えた民間人・蜂谷彌三郎(佐々木蔵之介)は、妻・久子(高橋恵子)とまだ乳飲み子の娘とともに、引揚げのときを待っていた。 だが突然訪れたソ連兵に、理由も告げられぬまま捕らえられてしまう。 以前、彼が面倒を見た日本人が自分の罪を軽くするため、彌三郎をスパイとして告発していたのだ。 無実の罪を訴える彌三郎の主張はソ連法廷で一切聞き入れられず、そのまま極寒のシベリア強制収容所へ。 妻子とも生き別れてしまう。 強制収容所での生活は過酷を極めた。 一度は体を壊し、死を待つような者ばかり集めた部屋に入れられもしたが、持ち前の手先の器用さに豊かな創意を加え、理髪師として収容所での職と居場所を確保する。 仲間の裏切りに耐え、故郷と家族への思いだけを支えに何とか刑期を終えた彌三郎。 だが出所後も、他の日本人抑留者が次々と帰国を果たす一方、スパイ容疑の彌三郎だけは帰国を許されず、ソ連に留められてしまう。 誰も信じられず、未来も望めない失意の中、一人の女性が彌三郎に声をかけた。 彼女の名はクラウディア(斉藤由貴)。 はじめは警戒していた彌三郎も、家の没落や無実の罪での逮捕・服役など、あまりに境遇の似たクラウディアの話しに心を開いてゆく。 やがて、互いを無二の理解者として認め合う深い絆で結ばれた二人は、失われた家族を取り戻すかのように結婚する。 以前と同じく周囲からの監視や差別を受ける厳しい環境ながら、二人だけになればわずかながら安らぎの得られる日々が訪れ、月日は過ぎて行った。 やがて、ペレストロイカによりソ連邦が崩壊。 弾圧への恐怖から自らに禁じていた日本への連絡が取れ、妻子の無事と、妻・久子が夫の生存を信じ再婚もせずに待ち続けていることが分かった。 彌三郎の内に抑えがたく込み上げる望郷の念。 だが、ロシアには何十年もの間、自分を支え続けてくれたクラウディアがいる。 そんな、激しく心揺れる彌三郎を見て、クラウディアはひとつの大きな決断をするのだった。 とゆうはなしです。 「クラウディア 奇蹟の愛」を舞台化した実話です。 あまりに酷過ぎて悲しくて、涙が流れてしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月21日 22時45分51秒
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