カテゴリ:■ 舞台
仕事のあと大阪に行って、シェイクスピア・作、蜷川幸雄・演出の舞台「間違いの喜劇」を観ました。
ストーリー トルコ・アナトリア半島西岸の都市エフェソスと、イタリア・シチリア半島東岸の都市シラクサは敵対し、国交が途絶えていた時代。 互いが互いの街に姿を現せば、死刑、財産は没収という厳罰が決まりになっていた。 にも関わらず、ある時、シラクサの民イジーオン(吉田鋼太郎は、エフェソスにやってきた。 妻と生まれたばかりの双子の一方が、嵐の中生き別れとなったため時が経った今、捜索の旅をし、この地にたどり着いたのだと言う。 悲しい身の上といえども法を曲げることはできない。 しかし、1千マルク(1千マルク=金226キログラム。現在の時価で4億5千万円に相当する)の金を払えば、死刑を免れることができる。 エフェソスの公爵はイジーオンに、保釈金を集めるために1日だけ猶予を与えた。 その頃、イジーオンの息子アンティフォラス(小栗旬)と従者ドローミオ(高橋洋)もエフェソスにたどり着き、生まれを隠して生き別れの双子探しをはじめようとしていた。 アンティフォラスとドローミオは、同じ日に互いに双子として生まれ、その一方と嵐で生き別れになったという不思議に相似した境遇の持ち主だった。 二人が街に来てから奇妙なことが起こり始める。 まずは、大金を託したドローミオが戻ってくるなり、金など預かってないと言い出した。 そして、見知らぬはずの街なのに、会う人が皆見知った者のように声をかけてくれる。 さらには、自分の妻だという女性エイドリアーナ(内田滋)まで現れた。 「ここは地上か、天国か、それとも地獄?眠っているのか目覚めているのか。狂っているのか正気なのか?」 アンティフォラスは戸惑いながらも、このヘンテコな状況に思い切って飛び込むことにする。 しかし、事態はさらに混乱。 犯罪だ、悪魔憑きだと、街をあげての大騒ぎに発展していく。 とゆうお話しです。 鶴見辰吾が母親役で出ていました。 コメディで面白かったです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月08日 18時26分53秒
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