カテゴリ:■ 舞台
仕事の後大阪に行って、舞台「ハゲレット」を観ました。
ストーリー デンマーク王子ハムレット(近藤芳正)は悩みの中にあった。 先王である父親が突然亡くなったばかりというのに、母親ガートルード(久世星佳)は叔父のクローディアス(ベンガル)とさっさと再婚してしまった。 しかもディープに愛し合って・・・。そんな貞操観念のかけらもないことでいいのかっ。 「オフクロはどーなのよ。見え見えじゃん、オジキの魂胆は。なんでそこに乗っちゃうかなぁ。息子の気持ちも考えてよ。なんなんだよ女って、考えろよ人間なんだからさあ」。狂おしく接吻し、寝室になだれ込む二人を見せ付けられて、ハムレットの生まれながらの独白癖はますます酷くなっていく。 ハムレットにも愛する人がいた。重臣ポローニアスの娘オフェーリア(笹本玲奈)。 キュートな彼女とは、もう体の契りを交わした仲だ。 しかし今日、会った途端「あ・・・」と、オフェーリアは目をそらしてしまう。 「・・・いま、目をそむけましたね」、「いえ」、「いや、そむけたよ」と執拗に食らいつくハムレットは若ハゲ。 独り言の多さに反比例して、髪の毛がみるみるうちに少なくなっているのだ。 しかし彼は言う、「これは私の苦悩の証だ。人生から逃げぬ勇気と誠実の賜物だ」と。 いじってて面白く、ボケ味があり、毛が抜けてビジュアル的にも味わいを増した王子ハムレット。 なのに人生は容赦なく過酷な試練を若きプリンスに与える。 ある日、友人のホレーシオ(陰山泰)と家臣のマーセラス(湯澤幸一郎)が、先王の亡霊を見たと言ってきた。確かめに出向いたハムレットに、父の亡霊は、叔父を殺せと命令したのだ。 「父はクローディアスに殺された。その復讐を果たせ」。「ああ、どうしよう。これ以上、問題背負い込みたくない。俺もう頭パンパンだもの。ダジャレや冗談ばっか言ってお気楽に暮らしたいのに」。 気の毒なハムレットの悩みはいっそう深まってゆき、復讐の惨劇へと否応なしに押し出されていく。そしてオフェーリアとの哀しい別れの時が近づいてきて・・・。 とゆうお話しです。 悲劇だけど面白くて笑ってしまいました。 凄く良かったです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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