カテゴリ:■ 舞台
仕事の後、梅田に行って、G2演出の舞台「開放弦」を観ました。
ストーリー 東京から電車で2時間ほどの農村地帯。 主のいない家の庭で、カモの死骸を間に二人の女が向き合っている。 通りすがりの車が道を歩くカモを轢いてしまったのだ。 必死に謝罪する女・素江(犬山イヌコ)と対応する地元の女・依代(京野ことみ)、そこに素江の夫・進藤(河原雅彦)も加わるが、3人の会話はとりとめなく、時間は無為に過ぎる。 そこへ結婚式を終えた家の主・遠山(丸山智己)と恵子(水野美紀)が帰って来る。 実はこの二人の結婚に、周囲は驚きを隠せないでいた。 つきあっているそぶりどころか、接点すら見当たらない二人が突然「できちゃった婚」をしたのだから。 しかも、その当の二人は結婚式を終えても、なぜかよそよそしい。 この突然の出来事のウラに何があるか、遠山のバンド仲間・門田(大倉孝二)は事情を知っているらしく、新郎新婦を前に苛立ちを隠そうともしない。 同じくバンドのメンバーで、遠山の元恋人である依代も、夫妻にいぶかしげな視線を向ける。 遠山には莫大な借金があった。 ここは稲作中心の農村地帯で、遠山は自分の水田にカモを放す「カモ農法」を行っていた。 その成果に期待した周辺の農家も、遠山に続いてカモを水田に放したのだが、このカモが稲の苗まで食べてしまうとんでもないシロモノ。 そのカモによる食害を弁償するために借金を背負ったのだ。 借金と急な結婚の因果関係が、門田をイラつかせる原因だ。 同時に遠山らが趣味でやっていたバンドの曲が、音楽プロデューサーの目に留まる。 曲はネット上で配信され、驚くほどの収益を上げた。 作曲は遠山がギターでしていた。 さまざまな事情が交錯するさなか、恵子と言い争い、家を飛び出した遠山を、素江と進藤の車が轢いてしまう。 右腕を負傷した遠山に代わり、住み込みで農作業を手伝うという進藤夫妻。 実は妻の素江は売れっ子の少女漫画家で、彼女を追って担当編集者・木戸(伊藤正之)までが遠山家に出入りするようになる。 もつれた思惑を抱えた7人が、ひとつ屋根の下でひしめきあい、言えない本音、隠したい想いに翻弄され、ますます居心地の悪い空気に取り巻かれていく。 遠山は恵子の手を借りて、新しいメロディを奏でようとするが・・・。 とゆう話しで、笑えて切なくて良かったです! 大倉孝二が、いい味出してました! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月28日 20時46分16秒
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