カテゴリ:■ 舞台
仕事の後、大阪に行って、舞台「錦鯉」を観ました。
ストーリー とある地方の港町・日和山市。 ごくごく普通のサラリーマンだった水野孝行(鈴木一真)は、亡くなった赤星組の先代組長に見込まれ、突然跡目を継ぐことになる。 フリーターだった親友の吉田晋(ヒロシ)も一緒だ。 とはいえ他にいる構成員は先代の息子・赤星建治と古参の組員・坂口九州男だけという、弱小もいいところが赤星組の現状。 しかも営業職が身に着いた水野の、腰の低さや押しの弱さは到底ヤクザに向いておらず、「新しいヤクザの形を作る」とアツく理想を語っても、妻・裕子と組員達の間には、奇妙にのんびりした空気が漂っていた。 おまけに何の稼ぎもない吉田は組事務所兼水野の家に居候し、中国人留学生兼ホステスの安那(木南晴夏)に入れ込む体たらく。 そんな停滞した日々の中、突然、赤星組を傘下に入れている狭山組から、小田島力・賢という兄弟ヤクザが乗り込んで来る。 組長襲名披露はおろか新組長の水野が挨拶にも来ないうえ、赤星組の若い男が狭山組が仕切るパチンコ屋で、香港マフィアの手先としてパチンコ台に違法の仕掛けをして店を荒らしているというのだ。 狭山組からの要求は二つ。 その男を見つけて狭山組に差し出すこと、侵攻が進む香港マフィアをつぶすことだった。 そして、条件が果たせなければ、赤星組につぶしをかけると言う。 「男」が吉田に違いないと確信した水野は、ヤクザの組長としての責任と友情との間で板ばさみになってしまう。 やがて何かを振り切るように水野はつぶやく。 「やるでなぁ・・・わちはホントのヤクザになるでなあ」。 一人香港マフィアに乗り込み、逮捕される水野。 一年後、ヤクザとしての風格を身に着けて戻った彼が見たのは、それまでとはすべてが真逆になった事務所と組員達の姿だった。 だがその時、赤星組を再び大きな危機が飲み込もうとしていた。 と言う話しで、ヤクザ用語やズレた会話が面白くて、いい舞台でした。 ヒロシ、結構良かったので、これから楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月16日 02時20分25秒
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