カテゴリ:■ 舞台
仕事の後、母と待ち合わせして新神戸オリエンタル劇場に行って、劇団赤鬼の舞台「クレイジークレイジーフォーユー」を観ました。
ストーリー 2076年、映画オタクの時田ボンは大学にも行かず来る日も来る日も1枚のDVDを見続けている。 映画のタイトルは「クレイジークレイジーフォーユー」 2006年の先輩達の卒業制作作品。 ボンはこの作品のヒロイン、カエデに恋をしているのだ。 しかもこの映画は未完である。 ヒロインの恋の行方は迷宮入り。 エンディングが気になるけれど、誰のものにもならないからボンの恋も終わらない。 かわいい、かわいい、かわいすぎる。 雨の中で潤むその瞳も、ちょっと怒った時の唇も、微笑みの中の恥じらいも、この世のものとは思えない。 2076年には、華奢で守ってあげたくなるこんな女の子はもうどこにもいないんだもの。 そう、これこそ「萌える」恋。 カエデちゃん、カエデちゃん、カエデちゃん。 あのね、友達の鳴海坂氏がタイムマシーンを作ってくれました。 もちろん鳴海坂氏は僕のために作ったつもりはないけれど、神様がボクとカエデちゃんを巡り合わせるために鳴海坂氏に作らせたんだ。 ちなみにこれ、帰れないんだって。行くだけ。戻ってこれないの。 いわゆる一方通行ってやつ。でもそんなんいいんです。 カエデちゃんに一目会えるなら、ボクは本当に幸せなんです。 そんなこんなで2006年にやってきたボン。 向かった先はもちろん英聖大学の映画研究会。 目に飛び込んできたのは何度も何度も観続けた、あのオープニングと夢にまで見た秋村カエデ。 初めて見る3Dのカエデはやっぱりかわいくて、ボンの心はもう爆発寸前。 ところがところが・・・。 カエデの本性はボンの理想の対極にいる女の子だったのだ。 蹴るわ殴るわ酔っ払うわ・・・。 映像の中の大好きだったカエデはどこにもいない。もう元の時代にも戻れない。 八方塞がりの中、彼女と同じ時間を過ごし始めたボン。 そして「クレイジークレイジーフォーユー」の撮影は今日も進む。 そして雪の降る東京タワーのもと、収録されることのなかったあのエンディングのロケが始まった・・・。 と言う話しでした。 笑えて面白かったけど、ちょっと悲しいとこもあってうるうるしちゃいました。 凄くいい舞台でした! 母も喜んでました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月20日 02時11分53秒
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