川嶋あいの告白
川嶋あいが、公式HP、「女性自身」、「めざましテレビ」で自らの生い立ちについて語りました。公式の記事を掲載させていただきます。その他の記事については、この日記を読んだ皆様自身が手にとってごらんくださればと思います。m(__)m~公式HPより~ファンのみなさまへ 2005/8/2女性自身(光文社)での取材でお話した通り、私には両親がおりません。父を10歳の時、母を16歳の時に亡くしました。母の死は“あいのり”の主題歌に決まるほんの1ヶ月前の事です。母は私の歌が大好きで、私を歌手にする事が唯一の夢でした。「あいが歌手になる姿を早く見たい」「早くたくさんの人の前で歌えるようになって欲しい」と口癖のように言っていました。しかし、私が歌手として皆さんに知られる前に、その姿を見ることなくこの世を去りました。天涯孤独という運命は当時16歳だった私にはとても過酷で、壊れてしまいそうな毎日でした。「母のために歌う」「歌手になった姿を見せ、母に喜んでもらう」その思いが突然崩れました。「何のために私は歌っているんだろう・・・」目標もやりがいも失いました。来る日も来る日も地獄でした。今思えば、あの時立ち上がることができたのはファンの皆様の暖かい声、支えてくれたスタッフや関係者の皆さまがあってのことです。またもう一つの真実について。私を育ててくれた両親は本当の両親ではありません。生みの母親は私が3歳の時にこの世を去りました。最近になり、私を産んでくれた母の写真をやっと見ることができました。1000回ライブを終えてからの事です。何故“愛”という名をつけられたのかも知る事ができましたし、あらためて私の生まれてきた意味を知る事ができたように思います。育ててくれた両親は、そんな孤独な私をひきとってくれ、命をかけて愛してくれました。歌という素晴らしい夢を与えてくれました。人としての生き方を教えてくれました。こんな人はいないと思っています。私は今、歌手として命を懸けて歌っています。今の姿を母に見せたかった。「頑張ったね」って言ってもらいたかった。でも全て叶わないこととなりました。これからの私は歌を通じて、母にそして皆様にメッセージを伝えてゆければと思います。まだまだ夢の途中です。そんな私ですが、これからも応援よろしくお願いします。川嶋あい~以下は私のコメント~この時期のこの告白、路上1000回を達成し、初のツアーを成功させた。一つの区切りだったんでしょうか。今まであいまいにしてきたこの事実を伝えたかった・・・真実は、川嶋あいが自ら語ってくれるでしょう。私なんか想像のおよばないほど辛いんだろうけど、彼女はその事実と向き合って生きて、そして歌手になるという夢をかなえたのだから。決して後ろ向きには生きないでしょう。この告白をはじめて見た人には、可哀想な子だな・・・って思うかもしれません。悲劇というよりも、「歌を通して、自らの思いを伝えたい!」という川嶋あいの強さを支える事実として受け取ってほしいです。その強い思いと歌で救われた救われた人はたくさんいるのですから。私もそのうちの一人です。川嶋あいにこそ、私は言いたい「本当にありがとう・・・」と。川嶋の夢はまだまだ続きます。天国で見守る生みのご両親と育てのご両親のため、そして、川嶋自身と彼女を見守る多くのファンのため、川嶋を支える事務局の人のため、歌い続けてくれるでしょう。私も参加している川嶋あいが名づけ親の『FC Century』も、彼女をずっと見守っていってくれる人達ばかりだし。いずれ、川嶋さんもご結婚されるでしょうが、家族を持って、一つの幸せを手に入れて欲しいなあとも思います。もしかしたら、そんな遠い将来でもないのかもね・・・川嶋あい公式HP