シロワンコの「デイリーワインとＧ麺」日記♪

2004.01.18. 01:51 （Sun）
ポチのＧ麺日記(^o^)： 若き天才の系譜
AFURI（あふり）＠恵比寿（駅を北側に出て，駒沢通りを広尾方面へ東進。「恵比寿１丁目」交差点を越え，改装中のオンボロ消防署の角を右折，すぐ左手）：塩ラーメン\750＋鶏油（ちーゆ）\50。最近その筋で雷名とどろかす小田急線「高座渋谷」の「中村屋」の実兄が，厚木（からバスで40分の丹沢山系）で営む「ZUND-BAR」（ずんど-ばー）から恵比寿に討ち入り。去年の秋に出来たばっかしの店。
　麺はソーメン（=素麺)並みに細く，自慢の塩スープは「鶏ガラ，ゲンコツ，丸鶏，昆布，煮干し，鯖節，鰹節」を使用（肝心の「塩」がどこの何なのかは不明）。トッピングは水菜が目を引くくらいで寂しかったにゃ。スープの味は結局，フシ系の味＋香りがいちばん前面に出ておました。丼が小さく（＝スープが少ない），麺も120gと少量ではちと「お上品」すぎます。開店早々，金曜日の19時で客が３組６人だけってのもそのあたりに理由があるのでは。。近所の「山頭火」は満員じゃったよん(^^;)。


2004.01.18. 01:29 （Sun）
ポチのＧ麺日記(^o^)： 銀座の 超老舗 篇
★萬福（まんぷく）＠銀座（２丁目のデパート「松屋」のウラ通り＝マロニエ通りを東進。「昭和通り」を越え，「木挽町通り」と交わるところ。今出来の「函館ラーメン 舟見坂」の先）：中華そば=\650＋煮玉子=\100。去年の夏に行った時，ちょうど建て替え中で入れなくて以来の再訪。
　大正時代に屋台で始め，昭和４年に当地で開業の老舗。文字通りの「昔の中華そば」を供する店。三角形の薄焼き玉子，ナルト，ホウレンソウ，３日かけて戻したシナチクのトッピングで有名どす。麺は中庸の縮れ，スープは相対的に野菜のダシが前に出た「柔らかい」ショウユ味どした。
　よく考えれば，本当に昭和４年の材料でやってれば今の人々の口に合うはずもないけん，製法を踏襲しているということでありましょう。夜は「飲み屋」状態にしてるようどす。。まずくはないけど，これといった印象ナシ。個性のないところが個性といった感じどした。


2004.01.12. 02:35 （Mon）
ポチのＧ麺日記(^o^)：
★さぶちゃん＠神保町（地下鉄神保町駅から白山通りを左側通行で水道橋駅方向へ北上。３分ほどで，しょぼい洋食キッチンの角左折）：ラーメン，今どきたったの，\450！！ ショウガの効いたショウユスープ＋細麺の「これぞ東京ラーメン」の代表格のひとつ。
　今年のＧ麺第１弾じゃけ，冒険はせずに「安心の老舗」で幕開けどす(^_^;)。去年の夏に行ったときは，正直「ぼちぼち，危ないかな，，」とか思ったけん，今回は大将の胴回りも少し減ったようで，これならまだまだ行けそうじゃなん(*^_^*)。
　思い返せば，最初に行ったのが昭和５３年(1978)の大学に入った年のことれした。。もう２５年もたっちまったのん^^;。ここは「Ｇ麺行脚」の扉を開いてくれた店どす。。いつまでも元気で続けてほしいナリ(^^)。


2003.12.29. 02:59 （Mon）
ポチのＧ麺日記(^o^)：
★ラーメン さくらい＠吉祥寺（サンロード「三浦屋」地下）：辛々（からから）ラーメン，\７５０＋税。本来，タンメンで有名な店どす。で，味噌ラーメンもスープはおいしいどす。「は」と述べたのは，麺が自家製麺を謳いつつも，いつも茹ですぎで残念に思うからでありんす。で，今回は前にメニューで見つけた標記の商品に挑戦しつつ，恐る恐る「堅麺でノン　m(_ _)m」と頼んでみました。そしたら，拍子抜けするくらい簡単に「あいよ！」と請け合ってくれまいた(^^)。で，スープの味付けは，野菜の甘みが利いた塩ラーメンに唐辛子のエキスを加えたような感じでした。溶き玉子を流し込んで固まらせて辛さを抑えてまする。野菜も白菜を中心にタップリ。昨今の凝りに凝った専門店と違って老若男女がふつうに通う「街の中華屋さん」のラーメンのアイディア商品じゃったなん。他にも岩のりラーメンとかいろいろありまっし。行かれる方には，是非「堅麺」をオススメしますです。


2003.12.16. 01:56 （Tue）
★ラーメン創房 玄＠秋葉原・昌平橋：黒胡麻麺，\850（だったかなん）＋先週もらった「地鶏そば発売記念・地鶏半熟煮玉子サービス券」の煮玉子（←醤油が沁み過ぎててしょっぱかったなん^^;。固茹で味付きタマゴ半個はデフォで載ってまする）。その名の通り，麺に黒胡麻が練りこんでありまする。見た目はシロっぽい麺に黒いツブツブが混じっていて，なんか「細いカエルのタマゴ」ってみたいじゃなん（例えがワルイのん^^;）。食感はコンニャクで作ったそばのようどした。スープはシジミのダシが際立った塩味。チャーシュウは例によって分厚く，２種類使ってたにゃ。味の沁み具合と柔らかさにちと難があったかも。。野菜も各種載っていたけど，丼が「GEN21」と同じで日本蕎麦用みたいなのじゃったけん，スープの量とバランスがとれていないように感じまいた。先週の「地鶏そば」か，レギュラーの「塩ラーメン」のほうがおいしく感じました。。


2003.12.07. 01:54 （Sun）
ポチのＧ麺日記(^o^)： 今日は，わざと「１日１Ｇ麺」篇
★ラーメン創房 玄＠秋葉原・昌平橋：玄流塩ラーメン・オーガニックバージョン「玄流地鶏そば」シリーズ第１弾＝「薩摩軍鶏そば」，\980（税込み）。ぜぃぜぃ，，，長い名前じゃ(^^;)。薩摩軍鶏を「丸鶏でじっくり煮込んだ」スープは定番の塩ラーメンの上を行く「和風」の味。なにか腰のしっかりした「すまし汁」のようどした。んで，ネギが白髪ネギ，小さな輪切り，焼いた俵切りと三様でトッピングされ，加えて青菜と弾力感の強い「軍鶏の炙り焼き」！が４片ほど。糸唐辛子も載ってたナリ。麺は「カナダ産オーガニック小麦100%」にて半透明（カンスイの使用率の低い感じ）の中細ほぼストレート。
　これは要するに「和食」どす。品がよすぎる！(^o^)。もう何回も通っておますが，目の前にある「この１杯」と，店内の雑駁なアリサマとの乖離がこれほど感じられたことはありませぬ(*^_^*)。決して安くない値段じゃけん，１度はドンブリに集中してど～ぞ。ちなみに，軍鶏の炙り焼きにブラックペッパーが付着してるけん，コショウは掛けない方がスープが死にませぬ。
　次回は「秋田比内鶏」の由♪


2003.12.01. 00:07 （Mon）
ポチのＧ麺日記(^o^)： 久々，讃岐うどん篇♪
★丸香＠神田・駿河台下：「かけ」，\350。夕方，「伊峡」に行こうとしつつ期待しないでちらっと見やると，「わぉ！ 今日はあいてるU^ｪ^U ワン!！」ってことで直行しまいた（土曜日は，本来「半ドン」なんどす）。まだ，やっと２回目ナリ。今日は「かけ」に挑戦。。麺は「『讃岐の夢 2000』を試行錯誤の末，やっと導入」した由。少し黄色がかってコシよりもモチモチ感の強い食感でした。で，ツユがうみゃい(*^_^*)！ 色はごく薄く，透明感極めて高し。まずはそのまま飲むと，しっかりとしたダシのお味がします（しょっぱさナシ）。んで，順に擦りゴマや七味を加えると，加えたモノの味がはっきりと反映されるので，あまり入れすぎないほうがええにゃ。あと，入れ放題の天かすがパリパリしててこれまた美味どした(^_^)。


2003.11.26. 01:41 （Wed）
ポチのＧ麺日記(^o^)： 久々，ワイン篇♪
◎シャトー・ラグランジュ(CHATEAU LAGRANGE:1998)：サントリーがボルドーのメドック地区のサン・ジュリアンで経営するシャトー。偶然見つけ，値段が思いのほかリーズナブルだったで買ったナリ♪
　深いルビー色で透明感強し。まず，香りは匂い立つ「華やぎ」を感じまする。飲んでみると，香りから予想されるとおりにタンニンは強くなく，するすると喉に流れ込み，渋みはほとんど感じませぬ（即ち，いわゆるボルドー的重さは感じませなんだ）。言ってみれば「若い，線の細い，しかしながら高貴さのある少女」かなん。。
　個人的には，もそっと骨太さがほしいかなん。でも，まだまだ歴史が浅いけん，これからがいよいよ本番じゃなん。末永く畑を維持してがんばってほしいU^ｪ^U ワン!


2003.11.23. 22:59 （Sun）
ポチのＧ麺日記(^o^)：
★尾道ラーメン　柿岡や＠吉祥寺：ワンタンメン，\800（税込み）。大宮駅のラーメン・パークにも出店ってことで，これからチェーン展開を図る模様。尾道ラーメンといえば瀬戸内の小魚の香りを効かせたスープがウリ。ところが！，，，ここのは最初こそ「それらしい香り」がしますが，途中から「煮え切らないトンコツ」のニオイがモァ～ッと湧いてきたにゃ(-_-;)。で，具も含めて味が甘すぎじゃ（本来ウリであるはずの背脂の甘みではなくて，タレ自体が甘くしつらえてあるにゃ）。麺も平打ち中太で，好みに合わずナリ。全体にすべてがクタ～っとした印象（ーー，，８００円の損失感，強し。。
　水道橋の「麺一筋」のほうがはるかにマシどす(^^;)。。


2003.11.16. 22:25 （Sun）

ポチのＧ麺日記(^o^)： またぞろ「１日２Ｇ麺」篇
★ラーメン創房 玄＠秋葉原・昌平橋：「ふつうのラーメン」，￥580。この店で最低価格にして，唯一煮干しダシを用いるしょうゆ味ラーメンどす。麺は多加水でやや太麺のゆるやかな縮れ。使っている醤油はオーガニックものではなく「ヤマサ丸大豆醤油」の由。確かに「超こだわりラーメン」ほどの上品な香りはしませんが，それでも十分ふんわりとしておます。麺は（多加水もさることながら）ちと煮すぎだったような，，（覇気のないシタッパの店員が煮てました）。
★暖暮（だんぼ）＠靖国通り・小川町交差点を南下。２本目を右折。すぐ右手；ごまねぎラーメン，\700。「本格」（＝関東向けアレンジなし）トンコツどす。2002年FBS福岡放送主催のコンテスト優勝の実績をひっさげて江戸入り。確かにトンコツ臭は強いけん，生臭いケモノ臭さはありませぬ。こういうのを食べると博多のヒトが「一風堂なんかマガイモノじゃ！」っていうのがわかる気がします。臭みを消すためか，トッピングの辛ミソは相当に辛いどす。高菜も入れると辛くなりすぎるから控えたほうがええにゃ。一口ギョーザ(\300)，おいしかったナリ。



2003.11.09. 03:10 （Sun）
ポチのＧ麺日記(^o^)：
★麺亭　麦亭（ばくてい）＠九段下：ラーメン（醤油），￥６００（税込み）。ちりめん亭の後釜どす。親会社は「（株）トモス」とかいうところで同じじゃそ～な。
　魚介のダシをふんだんに使っておます。カウンターに，これまた「ふんだんに」能書きを書いた紙が貼ってあります。麺はまれに見る「超多加水」（佐野ラーメン以上）で，平打ちのやや縮れ。具にも，いちいち「蘊蓄」があって，それぞれなかなか美味に仕上がっておます。
　さりながら，，，どうも「総花的な」感じがするにゃ。たとえて言えば，顔の合成写真で目・鼻・口とそれぞれ「理想の」ものを集めて顔を作ったら「意外と，こんなもんか^^;」だったようなのに似てるナリ。量が少ないので，「コバラが減ったときにええよん」とは申しておきまする。でも，結局「玄」のような「鋭利な刃物に似たキビシサ」は感じられませぬ。「全社的プロジェクトを組んで，あれこれやったらこうなりました。。こんなんで，どおお～？♪」みたいな一品どす。