シロワンコの「デイリーワインとＧ麺」日記♪

　今日も，昨日書いた「うきうきワイン」社のセット物の１本（シャルドネ ド シャルドネ 2001）を飲みましたが，写真を撮って転送してコメントを書くというほどの手間をかけるのは面倒だったので（といっても，これはこれで十分満足しました），今日の日記では１月以来保存してあるワインについての思いを。。
　その名は「サン・ローマン[Saint-Romain] 2000」（\4800くらい＠楽天）。要は「アンリ フレデリック ロック氏が販売をしている，1999年と2000年に作られて以降は現在まで作られておらず、今後もその予定は無いようです」な一品です。入手した直後は，何故か実際の作り手がナイショにされていたのでいぶかしく思っていましたが，その後あれこれ調べたところ，実はかのフィリップ・パカレ氏なるビオワインの「旗手」が作っていた由。
　このワイン，実はワタシにとっては曰わく付き。そもそもの出会いは「金沢マル源商店」のお年玉プレゼントにて当たったことに始まりました。ところが，送られて来たモノの瓶の中を見てみると，何か全体に濁りがあって，且つ糸状のカビのような物体が浮遊しており不安になりました。そこで少しだけ飲んで勝手に「まずい」と思い込み，残りは捨ててしまいました。その旨を連絡しようかと思いましたが，もともとタダでもらった物ゆえ逡巡し（つまり，返品もせずに「交換して下さい」と伝えては「言いがかり」になることを恐れ），結局同じ商品を改めて自費で買うことにしてその旨メールで付言しました。そうしたところ，代替品（「ビンの中をよく見ました」とのコメントあり））に加え，これまたパカレ氏の手になる「ブルゴーニュ グラン・オルディネール ブラン[Bourgogne Grand-Ordinaire Blanc] 1997」(500mlのみ。\2900くらい＠楽天）をプレゼントして下さったんです！
　「オルディネール」のほうは，その有り難さがわからないまま，すぐに飲み干してしまいました。単に「おいしい」という次元を越え，「これってほんとにブドウが原料なの？」というような，何か漢方薬的な味と香りがしたことが印象的でした。
　そういうわけで，その後「自然派ワイン」（柴田書店 ISBN：4388353167　本体価格：2,800円）などを読み，また楽天内の各ワイン店からのメルマガを読んだにつけ，この「サン・ローマン」はどうやら非常に希少性が高いらしく，とても気軽に抜栓する気になりませぬ。
　でも，，，ワイン用の冷蔵庫もないワタシ，，，やっぱし梅雨に入る前くらいには飲まなきゃのぉ(^^;)。あぁ，もったいなや～。

[金沢マル源商店]


[ちなみにこのワイン，↓の「気まぐれワイン蔵」さんでも少しだけ売ってました]