シロワンコの「デイリーワインとＧ麺」日記♪

☆ヴーヴレイ・セック＠ドメーヌ・ヴィグノーシェヴロ　VOUVRAY SEC@DOMAINE VIGNEAU-CHEVREAU[2002](AC VOUVRAY) ：
　「ワイン館 Nishiura」さんの「白ワイン月間販売ベスト５」試飲記の最終回。５月１９日，２０日，２１日，２４日とレポートを重ねてきましたが，いよいよ本日，第１位の試飲を迎えました(*^_^*)。
　ロワールのトゥーレーヌ地区からやって来た辛口の「白」どす。ものの本によれば，トゥーレーヌといえば第一にこのヴーヴレイの由。そしてこの地区の「白」としては他にモンルイというのも有名らしいどす（どちらも使用品種はシュナン・ブラン）。また赤ワインではヴルグイユ，シノンが評判の由（シノンは飲んだことありんす。けっこう手に入り安いナリ。これらの使用品種はカベルネ・フラン）。
　以下は販売元のコメント↓（記事の重複と誤植を修正し，原文の趣旨を逸脱しない程度に改編してあります）：


「本日ご案内するのは、有機農法の１つビオディナミで作られたヴーヴレイ辛口（白ワイン）のご案内です。ビオディナミ（バイオダイナミックス）とは，有機栽培を徹底し無農薬であることはもちろんのこと、星座や月の満ち欠けによって栽培方法や収穫時期を決定するという，植物が自然の力によって育つパワーを生かしながら作る栽培方法のことです。この生産者ヴィグノーシェヴェロはヴィオディナミを実践する数少ない生産者です。
　非常に芳しい花のような香りと，蜂蜜や甘い香りとトロリとしたバターのような香り，そして深いコクが織り成す複雑な味わい。甘みさえ感じる辛口の力強い味わいが口の中を支配します。」


　アルコール度数は 12.5度。残念ながら「トロリとしたバター云々」の香りはわかりませなんだ(^^;)。ワンコ的には，旅行先で財布のヒモがゆるくなった時に買っちゃうような「値段の高いハチミツ」みたいな香りを感じたにゃ(^^;)。，んで，レモンの砂糖漬け，オレンジの皮のマーマレード，熟して半透明になったパイナップルの果実といった熟成感のあるトロピカル系の味を感じました。加えて，いつぞやブルゴーニュのアンリ・プリューレ・ロック氏の「サン・ロマン[2000](\4800)」（醸造したのは，かのフィリップ・パカレ氏）を飲んだときに見つけた，何やら漢方薬的な味もうっすらと感じました。言ってみれば，これは「大地の匂いを感じさせる」ワインどす。甘みと酸味が「これだけだよん」的にストレートには押し出されないこういうワイン，好きナリ～(^_^)。やっぱしロワールはコスト・パーフォーマンスが高いのぉ。


[このワインを含む「今月白ワイン１位から５位までベスト５をセットにして 送料￥210」セット，\7350（税別）。単品の積算値段は \8171(税別）なので \821 安いでし♪]



[単品販売，\1791円(税別，送料別）。送料はもったいないけど，本体の値段そのものには充分納得でし(^^)]