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シロワンコの「デイリーワインとG麺」日記♪

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2005.07.02
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(←人気店ゆえ客数多く,「胡散臭いオヤジじゃ(*_*)」という視線を気にしながらあわてて撮った写真なので,手ぶれしておりまする^^;)。

●「九段 斑鳩」@九段下;パレスホテル前の大きなY字交差点(=「飯田橋1」)を右折して首都高の「西神田」ランプの方へ。すぐ右手:特製濃厚豚骨太麺,¥930(4月からの新メニュー)。
 「武蔵」@新宿や「青葉」@中野などとならぶ東京の超有名店の一つでし。だいぶ前に行ったきりでご無沙汰してました。で,たまたま今日店の前を通ったら,なんと営業してるじゃあ~りませんか! 土曜日は休みだと思っていたのですが,実は去年の秋から土曜日もやっているのだそうれす(^^;)。
 ほんとは塩ラーメンの方を食べてみたかったのですが,15食限定だそうで,とっくに売り切れてました~\(´_`)/ ドテ~。
 さてこのお品,その名の如くやたらと「濃い~」どす。レンゲからスープをこぼすと,マジで糸を引きまする。まるで鰹節味のポタージュスープといった趣向。んで,「家系」のようなクサミは全くナシと(^^)。色を見れば「豚骨ベースの醤油味じゃろにゃ」とすぐわかるのですが,よくぞここまでクサミを消し,且つ鰹節の味と香りを際立たせたものだと感心しました。
 麺は幅3ミリほど×厚さ1ミリほどの太~い平打ち麺。見た目は「黄色い稲庭うどん」みたいでし(^^;)。
 具は「特製」ランクゆえ,厚切りのチャーシュウ3枚,メンマ10本,半熟味玉1コ,小振りの海苔1枚と豪勢どす。
 麺の量が200グラムもありんす(「博多一風堂」は100グラムでし)。唯一の不満は,ちとスープの温度が低かったことくらいでし。。久々に再訪を果たし,お腹いっぱいになって幸せな気分で家路につきました♪。
 ちなみに,創業者のお姿が今日はなかったようじゃけん,スタッフの「お兄さんたち」の接客態度が大変よいのもプラス査定であります。他の店では「カウンター○番さん,ラーメン一丁!」なんどと大声で呼ばわるのことしばしばであり,その都度ワンコは「ワタシは○番などという名前ではない!」と内心立腹しておますが,この店ではスタッフ同士で聞こえるに十分な音量で「○番のお客様,○○です」と敬語を使っています。このことは前回行ったときも,そして今日も変わっていませんでした。サービス業の要諦を押さえた姿に,創業者の薫陶を感じる次第です。

【,,,その一方の,ワンコの雑感】
 この店は,オープン当初,味の方はダブルスープの元祖たる「青葉」系,店の造りは「武蔵」系などと揶揄する向きもあったに記憶しています(今では誰も話題にしませんが,「店の奥の扉を開けると婦人服を売っている」などという奇抜さでテレビで紹介されたこともありました)。さりながら,その後研究を重ね,今では「斑鳩の味」というブランドを確立するまでになったとおっしゃる専門家もいます。確かに近所のラーメン店の流行り廃りが激しいなか,相変わらず隆盛を誇る姿は敬服に値(あたい)します。
 さりながら,本日このお品を食べながら思ったことは,正直に言えば「これは,果たしてラーメンと呼べるものなのか?」ということでありました。日本人なら(などと言うとハナシが大きくなるので^^;,少なくとも東[あずま]の国であれば),たとえば荻窪の「春木屋」を頂点と捉えるような「透明感の高い醤油味スープ」をもってラーメンの「典型」あるいは「原型」となす人が多いとも思いまする。その伝でいけば,本日のお品などは,要するに「麺は太すぎ,スープはドロドロと濃すぎ」という感想を持つ人も十分に多いと推測されます(^^;)。それでもあのように人気を博しているということはいかなる所以なのでありましょうや,,,。
 ちなみに,横浜の「ラ博」(ラーメン博物館)で,斯界のカリスマ「佐野 実」氏の指揮する店(「支那そば屋」)では「ナントカ和伊麺」なる,本体パスタに用いるデュラムセモリナを練りこんだ麺を使用と聞き及びます。してみると,「ラーメン」とはもはやいにしえの(戦前・戦中の中国由来の)「拉麺」の範疇を越え,独自の「日本食」の一品としてどんどん変貌(乃至「進化」?)しているのですね。
 ヨッパで,「随筆」を走り書きました(^^;)。事実関係の誤りは,明日以降訂正しますです  ヘ(;^^)ノ スタコラサッサ。

なお,ワンコの↑のようなシロウト考えではなく,正しい「日本におけるラーメンの受容史と発達史」について参考になる本を最後に紹介致しまする↓。1931年生まれの方が書かれたほんとに「正しい」本でし。

題名  : ラーメンの誕生
著者  : 岡田 哲
出版元 : ちくま新書
ISBN : ISBN4-480-05930-X

  
 





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最終更新日  2005.07.03 01:57:08
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