シロワンコの「デイリーワインとＧ麺」日記♪

★サント・ジャネル メルロー SAINTE JANELLE MERLOT[2001](ヴァン・ド・ペイ ドック　VDP D'OC) ：
「日本を代表するソムリエ諸氏も太鼓判のワインが入った３種６本セット」＠「東京ワイン倶楽部」さん，￥４９８０（税別，送料別）」からの２本目。
　コルク長は４５ミリ，アルコール度数は「U^ｪ^U ワン!」（←「喜んでる」ってことです ^^;）な 13度。まずは購入時に社長の濱田氏より頂戴したメールの抜粋を↓。

　「今回ご注文のワインは、私が１０年くらい前に現地へ行って探してきたワインで、ヴァン・ド・ペイと知らされずに飲めば、きっとワン・ランク上の評価をしそうなワインです。ですから、とっても”お買い得”なワインなのですが、やはりヴァン・ド・ペイだからでしょうか、ボトル毎にバラツキがあります。特に赤ですが。これはフィルターのかけ方をあまくして、風味や旨さを残した造り方をしているせいなのですが、これがワインにとっては”諸刃のヤイバ”なのですね。」

　さすがはワンコの私淑する濱田社長！，「正直な情報告知」をして下さる姿勢にアタマが下がりますにゃ(^^)。
　さて最初に強調しておきたいことは，このワインは VDP ランクなのに４年モノのお品だということです。つまり「ヴァン・ド・ペイ」ランクなのに，「2001年」と醸造年がラベルに書いてあるんです！。
　お色は，ボトルからグラスに移した直後は鉄サビ色の交じった（＝茶色っぽい）暗い紫色をしておました（いつぞや飲んだ「ジスクール」の１０年モノを想起しました）。でも時間が経ってからは，少しだけ明るい紫色が加わった（戻った？）ように見えました。
　冷えているうちこそ，苦みを感じるほどのチクチクと刺すような酸味と辛さを感じましたが（← ってか，「そういう飲み方自体が過ちだった」と思いまする^^;），１時間ほど経過してからは，急速にアルコールの旨味を惜しげもなく放出するかのように「オイリー」な甘みのある味に変貌しました。そして「もう冷たさは全く感じない。」ほどにぬるくなってからは，実際に持ち合わせているアルコール度数を遙かに凌駕するエーテル香が立ち上ってきました。その勢いたるや，まるで陽炎が立ちそうなほどの芳醇さでした。そしてまた，液質自体がトロミを加えてきました。
　この商品のＨＰの呼び込み文言には「まろやかさと柔らかさが良い。」と書いてありましたが，ワンコ的には「さにあらず」と唱えたいところです。すなわち「まろやか」なんどいうヤワな領域を越えて，「（トンコツをゆっくり煮出してコラーゲンをたっぷり含んだラーメンスープ」のような，すなわち「糸を引きそうな」トロミたっぷり」のお味を感じた１本でありました(^_^)。


[このワインを含む３種×２＝６本セット＠「東京ワイン倶楽部」さん，￥４９８０（税別，送料別）]