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テーマ:デイリーワイン広場♪(231)
カテゴリ:ワイン覚え書き
★シャトー・レゾーン(?) CHATEAU RAISON[1999](ACプルミエール・コート・ド・ブラーユ;AC PREMIERES COTES DE BLAYE)
*** おことわり *** 販売店でのこの商品の和名は「シャトー・レイソン」となっていますが,これはメルシャンがACオー・メドックで所有する CHATEAU REYSSON との混同ではないでしょうか。またアペラシオンの名称も,「フランスワイン テロワール・アトラス」によれば「ブライ」ではなく「ブラーユ」としてありましたので,本ブログでは後者の名称を「正」といたします。詳しい方がいらっしゃいましたらご教授下さいm(_ _)m。 うきうきワインさんの「ボルドー古酒5本飲み比べセット」からの1本目。「プルミエール・コート・ド・ブラーユ」ってえアペラシオンはボルドーの北西部,メドック地区とはジロンド川をはさんだ対岸(右岸)にありんす。原料としてはメルローを4分の3,2割をカベルネ・ソーヴィニヨン,残りはカベルネ・フランを産する地区の由。 アキテーヌ地方ボルドーワインコンクール@2000年にて銀賞受賞。コルク長は45ミリ,アルコール度数は12度。 お色は比較的透明度の高い,やや茶色がかったルビー色。飲んでみれば,一言で言うと「おとなしい」お味のお品に思えました。香り関しては,小さな花々が集まったかのような,かすかなスミレのような香りが弱々しくたゆたいながら昇ってきたことでありまする。そして,どちらかといえば石油,ゴムといった香りの方がまさっておりまいた。飲み口も全体に「薄口」にて,コクには恵まれていない感じ。果実味・甘みが薄く,逆に輪郭の強いエーテル香に負けておりまいた。。 このように否定的な言辞を重ねるとずいぶんとダメなお品のように取られそうじゃけん,そこはそれコンクール受賞酒のことれす,ワンコ的には物足りないけんども,見方を変えれば「チリ物みたいにしゃにむにドカーンと来るのではなく,軽めながらもボルドーらしさを持ち合わせた楚々としたお品」とも言えるのかも? ヘ(;^^)ノ スタコラサッサ [「うきうき究極ボルドー古酒5本飲み比べセット」,¥6804(税込み,送料込み,代引き手数料込み)@「うきうきワインの玉手箱」さん。いったん売り切れていましたが,先ほど見たら4セット売っていました(5月4日22時1分現在)。] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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