シロワンコの「デイリーワインとＧ麺」日記♪

★シャトー・レ・シャペル　CHATEAU LES CHAPELLES[1996](AC MONTAGNE-SAINT-EMILION) ； 使用新種 メルロー、カベルネ･ソーヴィニヨン ：

　６月８日以来の，「ボルドー旨い赤１２本セット＠ワイン館 Nishiura さん」からの３本目。その時の「シャトー・ド・ボーリュー[1999]」と同じくACモンターニュ・サンテミリオンからのお品でありんす。　
　コルク長はがんばって４９ミリ，アルコール度数は12.5度。お色はコーラを薄めて少し赤みを加えたような感じ。透明度高し。
　１０年モノのはずなのでありますが，ビンもエチケット（＝表側のラベル）もきれいで，加うるにコルクにほとんど液質が染み込んでいないという不思議なお品。シャトー蔵出しなのか，はたまた段ボール箱に詰めたまま（すなわちビンを立てたまま）お店の片隅にでも忘れ去られていたのか，素性・出自を知りたくなりまする(^^;)。
　飲んでみても，熟成感よりも妙にフレッシュさ（と言うのは最大限のホメコトバで，実は「シャブシャブした水っぽさ」）を感じた次第。ほんで，わずかにキャラメル香を感応しましたが，嚥下感にはあえて言及するほどのコクは感じませなんだ。
　ビンの裏ラベルに「メルローの長所をきちんと引き出し、丁寧に醸される」と記してありまいたが，ワンコ的には，どうにも「アヤシサを醸し出している」ように思えたことでありまいた(^_^;)。といって，決してまずくはないということは付言しておきまする。要は，繰り返しになりまするが「道理の筋道の見極め」がつきにくいお品ということでありんす ヘ（；＾＾）ノ　スタコラサッサ


[ボルドー旨い赤１２本セット＠ワイン館 Nishiura さん，￥１５０００（税込み，送料込み，クール代別）。]