シロワンコの「デイリーワインとＧ麺」日記♪

☆ドメーヌ・ポール・ビュイッス 「トゥーレーヌ」 DOMAINE PAUL BUISSE "TOURAINE"[2005](AC TOURAINE)　；　使用品種　エチケットに "CEPAGE SAUVIGNON"　と記されていましたから，ソーヴィニヨン・ブランの単品醸造なのでありませう。：


　　ヴェリタスさんの「赤１１＋白１」セットから９本目のお品。ロワールの「白」でし。そもそもこのセットは１１本目までは共通の品目で，最後の１本を「赤」，「白」，「泡」のうちから好きなのを選べるってえシステムなのでありんす。ついてはワンコは「白」を選び，それがこのお品ってえわけだす。
　アペラシオンの「トゥーレーヌ」というは，ロワール河流域ソミュール地区の東側，ブロワ市まで伸びておます。近隣の有名なアペラシオンとしては南西下流側にシノン(CHINON)，東北東の上流側にヴヴレー(VOUVRAY）などがありんす。栽培面積は５５００ヘクタール，年間生産量は２９万ヘクトリットルの由。

　コルク長は４５ミリ，アルコール度数は12.5度。お色はうっすらとした黄金色で，わずかに若草色がかってもおりまする。
　飲んでみれば，たとえば同じくこの品種（やセミヨン）を用いるボルドーの「白」に比べ，良くも悪くも酸味のクッキリとしたお味（緯度が高いのだから当たり前かも知れませんが）。そのぶんコクや旨みは後背に回っておます。そうは言っても，これはウマイ/マズイの観点から捉える（つまり上下関係で捉えるべきなのではなく），地域差として捉えるべきなのでありませう。ヒトに適材適所があるように同じセパージュでも場所が変われば味も変わるということでありまする。
　いつぞや銀座の焼き鳥屋さんでロワール河口のナント産である「ミュスカデ」のシュール・リーを飲みまいたが，品種こそ違えど（つまりシュール・リーほどの尖った酸味はないにせよ），このお品も塩味のトリちゃん（←「焼き鳥」のことでし^^;）なんかとのマリアージュが「吉」でにゃあかのん(^^)。



[「【＋白ワイン】≪第５弾≫美味しいもの名産地より直輸入１２本（赤１１＋白１）セット」ヴェリタスさん，￥９９８０（税込み，送料込み，クール代 = \210はこっち持ち(-_-;)，でも代引き料・コンビニ振り込み料等は向こう持ち(*^_^*)。]