シロワンコの「デイリーワインとＧ麺」日記♪

★ル・バーン・デュ・シャトー・オー・ブリオン　LE BAHANS DU CHATEAU HAUT-BRION[1997](AC PESSAC-LEOGNAN) ：


　　行きつけのスナック主催の忘年会で，お客さんの一人が差入れとして持ってきたのを飲ませてもらいまいた。
ご存じ，ナポレオン３世が命じたところの1855年のメドック地区の格付けで，ただ１本グラーヴ地区から第１級に選出されたシャトー・オーブリオンのセカンドでありんす。（楽天内では，大体６千～９千円くらいでありまいたが，すべて売り切れでした。ミレジムが異なるお品は，いくつか売っていました）

　　コルク長は４９ミリ，アルコール度数は１３度（だったような）。お色は暗い店内で見たのでよく分かりませなんだが，けっこう明るめのルビー色で，かつ透明度も意外なほどに高かったようだす。
　　飲んでみれば，飲み口柔らかく，非常に上品な樽香が支配的なお味。んで，９年経っている割には，カシスを想起させる果実味にフレッシュさがありまいた。その一方，厚み・コクは意外なほどに少なく，スルスルと飲み干せてしまいまいた(^^;)。有名銘柄ゆえに期待が大きすぎて，逆に「薄め」に感じたのかも知れませぬにゃ。
　　不遜ながら，自腹で６千円切ってまで飲もうとは思いませぬ　 ヘ（；＾＾）ノ　スタコラサッサ