■蒼龍唐玉堂(そうりゅうとうぎょくどう)@吉祥寺 「黒胡麻担々麺」,¥880。(JR中央線吉祥寺駅,または井の頭線吉祥寺駅下車,北側に出て伊勢丹の裏にあるロフトの西隣。) :
約2年2ヶ月ぶりの再訪。開店したての頃の
2005年6月3日に初訪問し,一番安い「醤油ラーメン」をレポートして以来でありまする。その後「放置プレイ」(プレイじゃないってっば! ヾ(^ -^;))しておきまいたが,一向につぶれないので(笑),「これはひょっとして評判がエエのかしらん(・・?) 」と気づき,改めて「G麺」査察をしに行ってみたってえわけだす。
今回はメニューの一番最初に載っている「黒胡麻担々麺」にしてみまいた。出てきてみれば,まずはスープの色の濃さにドギモを抜かれたにゃヽ(・_・;)ノ ドッヒャー。普通のキャラメル色を通り越して,コーヒーキャラメルかヴァン・ホーテンのココア粉みたいに黒々としておました。ほんで表面にはまさに黒胡麻がふんだんに浮いており,5ミリ角ほどで小口切りにされた生のニラも載せられておりまいた。
麺は平打ちで幅が4ミリほど,厚さが1ミリ強と大振りでありんす。噛んでみれば,いわゆるツルシコとは全く逆を行く仕様にて,一生懸命カミカミせねばなりませぬ。例えて言えば,秩父のうどんのような硬い噛み心地。ちなみに例によって店主に直截質問したところ,その量は130グラムとのことでありまいた。しかし,分厚いせいか160~180グラムくらいはありそうな食感でありまいた。
スープは,異例なほどに辛いどす。で,この辛さはラー油の辛さではなく,大量の唐辛子と山椒がのなせる技じゃにゃ。漫然と食べていたら,輪切りの唐辛子がヒョッコリ顔を出してきてビックリしたナリ。あと,通奏低音的にショウガの風味もあったにゃ。おかげで,胡麻ペーストみたいなのが溶け込んでいるお味は,相対的に後背に回っておりまいた。
担々麺じゃけん,当然挽肉が具として入っておりまいたが,これもまたワンコの経験の中では,真っ茶色で随分と濃い~味付けどした。どえりゃあスパイシーでありんす。
これはまた,なかなか類例を見出せないお品じゃのお。猛暑日が続く今日この頃,たんと汗をかきかき食べるのもエエかも知れませぬ♪ …って,店内はけっこう広く,また「クーラーがバンバン効いていて,しかも洋楽のBGMが流れてるってえ演出じゃけん,決して暑苦しいってことはありませぬ。OLさんたちや近所の有閑主婦みたいなヒトビトが,単品メニューのツマミを片手に一杯やりながら,楽しげに集うてあらしゃいまいた(^_^)。