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テーマ:デイリーワイン広場♪(231)
カテゴリ:ワイン覚え書き
★ジャルダン・デ・シガルス 「ピノ・ノワール」 JARDIN DES CIGALES "PINOT NOIR"[2005)(VDP D'OC) :
エノテカさんの「パーティーパック ルージュ」から5本目のお品。南仏で産せられたピノでありんす。商品がクール便で到着して,いそいそと「温まる前にセラーに入~れよっと♪」と開梱したら,ブルゴーニュ型の(つまり,「撫で肩」の)ボトルのこのお品を発見し,「なして,1本千円もしないこのセットに,ブルちゃん型のボトルが(@_@)??」と訝(いぶか)しく思っておりまいた。でも,,,?♪ コルクには,はっきりとノマコルク(nomacorc)と印字されていて,長さは45ミリ。アルコール度数は12.5度どした。お色は,遠目には黒くも見えるルビー色。グラスの真上から見るとちょっと赤茶色っぽい感も。そういうわけで透明度,やや低し。 近頃は南仏でもピノを栽培しているとは,寡聞なワンコは知らなかったことでありまする(^^;)。飲んでみれば,確かにそれらしげな,即ちシルキーな飲み口がそこそこ感じられるお品。 お味の方は,本来なら冷涼な気候に耐えて育ち,そして長い熟成の後に本領を発揮すべきこの品種が,地中海性の温暖な風にさらされるとこのようなお味になるのかしらと勉強させられまいた。グラスにワンコ鼻をクンクンと嗅ぎ入れればスミレのような甘い香りが立ち,ほんでもって甘味がタップシだす。すなわち,酸味はお味を眠くさせない程度に効いているのみにて,シラーやグルナッシュを使っててスパイシーなフツーの南仏モノとは全然違うお味じでありまする。 これは面白い(interesting)なお品どすにゃ♪ 人間に例えれば,寒いところで育ったヒトが南国にやって来て,にわかに自然界のクビキのなくなった我が身に気づき,ついては「はて,どうしましょう(・・?) 」と思いを巡らす間もないままに周りの暖かさに触発されて,気がつけば「こんなに早熟しちゃいまいた~(^_^)v」みたいな,やんちゃなお品♪ [「【送料無料】ENOTECA パーティパック・ルージュ」,¥9975(税込み,送料込み,クール代別)] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.08.12 22:24:23
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