シロワンコの「デイリーワインとＧ麺」日記♪

★コート・デュ・リュベロン　COTES DU LUBERON[2006?](AC COTES DU LUBERON)　：


　　本日，池袋の芸術劇場にて読響の定演あり。オール・サン=サーンス・プログラムでした（メインはピア・コンの2番と「オルガン付き」）。今年76歳の指揮者ロジェストベンスキーがいまだかくしゃくとしている姿に接し，うれしく思いました。
　　さて，今日のワインは，公演が終わったあと，劇場前の（ビアホールのライオンが入っている）ビルの7階にある「えん」なるチェーン店の居酒屋で注文したお品。一番安い赤ワインのボトルであって，お値段は\2500。エチケットが斜めにずれて貼ってありまいた。メーカー名はしかとは確認せず，忘却の彼方でありんす^^;。

　　アペラシオンのコート・デュ・リベロンというは，ローヌ河南部の左岸120キロ以上東方に振ったところにありまする。そして，このアペラシオンの使用品種といえば，ものの本によるとグルナッシュとシラーの由。
　　コルク長は目測ながら，恐らく40ミリ，アルコール度数は13度でありまいた。お色は透明度の高い，明るいザクロ色。
　　飲んでみれば，基調としてはライトボディでありまいた。すなわち薄味なお品にて，熟した木イチゴののような甘味が支配的でありまいた。タンニン感は裏ラベルによればそこそこあるかのように記されていましたが，ワンコ的にはほとんど感応できませなんだ。
　　要は，アンチ「赤」派であっても飲みやすいであろうお品でありまいた。和風のお店なので，このくらい軽いお味の方がエエのかもしれませぬ。いちばん安いからといって卑下して注文する必要ナシ。ちなみに本品の一つ上のお品は確かサントリー（？）が輸入しているカリテラであって，\3800。これはスーパーで\1300弱くらいで売っていると記憶しているので，その伝で推測すれば，本品は800円台ということになりませうか。。そう考えれば，お値段なりの内容は備えたお品と思いまする。