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テーマ:デイリーワイン広場♪(231)
カテゴリ:ワイン覚え書き
★フェオット・デロ・ヤト 「サンジョヴェーゼ」 FEOTTO DELLO JATO "SANGIOVESE"[2005](SICILIA IGT) :
エノテカさんの「パーティーパック・ルージュ 12本セット」から7本目のお品。イタリアはシチリア島からの赤でありんす。すっかり忘れていまいたが,同じお品の2004年モノを(同じお店で買って)今年の8月11日にレポートしてありまいた。 ラベルにデカデカと「サンジョヴェーゼ」と書いてあることから中・北部のトスカーナ州やエミリア・ロマーナ州のお品かと思いきや,南部シチリア島のお品でありまいた。逆に言うと,シチリア島と聞けばワンコ的にはネーロ・ダヴォラ種を想起するってえわけじゃけん,さすがイタリアの生産者だけあって,なかなかオキテ破りのお品のようでありんす(笑)。 コルク長は47ミリ,アルコール度数は13.5度。お色は黒々とした赤紫色,透明度ほとんどナシ。 飲んでみれば,若いお品のせいか,はたまたIGTクラスのお品のせいか,販売店の惹句には反するけん,ワンコ的には酸味=顕著と思いまいた(シチリア産と知った時点で,もっと果実味が多いお品を予想してしまったことの反動かも知れませぬ)。ほんで,途中わずかにスミレっぽい香りを鼻腔に残しつつ,アフターにはカカオっぽい「ほろ苦さ」が残りまいた。なお,アルコール度数が高い割にはエーテル感にきつさは少なく,けっこうシャブシャブした飲み口にて,,って,ワンコが呑兵衛ゆえ,そう思えただけかもしれませぬ ヘ(;^^)ノ スタコラサッサ で,今日のマリアージュ♪ 前座用に俄にひらめいて,冷蔵庫にストックされていたイタリア産のアンチョビ・フィレを包丁で叩いたものをポルトガル産の「サーディン・パテ」と和え,これをおふらんすパンに塗ってアテに使ったところ,アンチョビの塩辛さがほどよく薄められてとっても美味♪。にわかにこのワインが,甘みたっぷしに感じられたことでありまいた。その一方,メインは骨付きラムをソテーにしたんじゃけん,こちらはちと「血の香り」が強くて,その鉄っぽい香りとあんまし相性がよろしくなかったようでごわす(^^;)。もそっとタンニン感の荒々しいお品の方がよかったかもしれんのぉ,,。 それはさておき,エノテカさんのこのセット(すでに5回くらい買ったかのぉ)の中にあっては,ひたすら一本調子にドッカーンとくるチリ的なお味ではなくて(今日のおかずにモンテスをアテていたら,きっとケンカになってしまったことでありませう),そこそこの繊細さもあるお品と捉えたことでありまする。あんまし記憶には残りそうにはないけん,フツーに損失感のないお品。 [【送料無料】ENOTECA パーティパック・ルージュ@エノテカ さん,¥9975(税込み,送料込み)] 【送料無料】ENOTECA パーティパック・ルージュ(750ml×12本セット) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.03 23:36:59
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