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テーマ:デイリーワイン広場♪(231)
カテゴリ:ワイン覚え書き
★ワーグナー 「赤」WAGNER "ROTER TAFELWEIN"[NV] ; 輸入元 株式会社 交洋@三重県四日市市 :
楽天内「じざけや」さんの「お楽しみ福袋!こんなセットが欲しかった高品質赤ワイン12本ワインセット送料込み,¥9999」からのお品。 「ドイツでブレンドされた」赤ワインの由。おふらんすのお品で言えば「ヴァン・ド・ターブル」のランクに属する,すなわち最下層の「ターフェルヴァイン」ランクのお品。コルクは行方不明,アルコール度数はたったの11度。 そもそもドイツワインと言えばリースリングを原料とする白ワインが中心なのであって,「赤」なんぞはその昔は南西部あたり(すなわちバーデン・ヴュルテンベルク州内など)で細々としか造られておらず,超マイノリティーな存在だったと承知しておりまする。 かてて加えて,このお品は「いくつかのヨーロッパの国々のワインからなるブレンド酒の由。したがって使用品種も産地の特定もできませぬ。その一方,味付けは「ドイツ仕立て」にしましたと謳っておます。 となれば,本品はそもそも「ドイツの赤ワイン」を名乗る資格がないにもかかわらず,そのくせお味はドイツ風などと宣明しているという,正体不明なお品ということになりもうす。 で,飲んでみれば,,,\(´_`)/ ドテ~,,,,中途半端な甘さが支配的なハッキリしないお味のお品でありまいた(-_-;) たとえて言えば,ファンタ・グレープを水で薄めて甘さを減じ,炭酸っ気を取り去って溌剌さを奪い,それを飲料用アルコールで伸して「お酒に仕立てた」ようなお味。 二度と遭遇したくありませぬ。「福袋」を称するゆえ中身がわからずに買ってしまいまいたが,まさかドイツ物(しかもそのマガイモノ)が入っているとは夢にも思いませなんだ。。。 こういうお品であっても,銭っこムスビをつぎ込んで買ってしまった以上,「一飲 即 廃棄」とすることはもったいなくてできませぬ。仕方なく最後まで飲みまいた,,,。むむむ,,,こういう晩は気持ちがしおたれてしまうのぉ,,,(>_<)。 それにしてもまぁ,,,ただでさえマイナーな「ドイツ赤」が,このようなお品を以て「ドイツの赤とはこのようなものか」なんどと判断されては,真性の「ドイツ赤」を醸造している彼の国の醸造家からすればまことに心外なのではありますまいか,,。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.11 01:21:24
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