カテゴリ:甘野有記
甘野さんの「リチャード&李悠シリーズ」に先月嵌って以来
他の作品も当然読みたくなって・・以下のものを購入♪ (リチャード&李悠の感想はここ) 『踊る月華』・『真緋の月』・『楽園の階梯』・『幻の都』 4冊とも設定が現代日本でないせいか(?)凄く気に入りました♪ が、あえて順をつけるならこんな感じです。 『踊る月華』『真緋の月』>『楽園の階梯』>『幻の都』 『踊る月華』『真緋の月』(アクアコミックス)は連作で、時代は大正か昭和初期? 従兄弟同士の章博と主計(カズエ)を描いたもので、二人に絡んでくる様々な人や事件が面白く・・ けっこうサイコでした。 章博は甘ったれな年下攻。容姿も豊かさも申し分ない人なのに、主計しか見えていない執着型。 なので、非常~にへタレてて私好み 一方主計は男らしく威勢がよく・・でも、とても照れ屋。 ベタな従兄弟に戸惑いながらも、持ち前の包容力で章博を受け入れています。 この二人の関係は凄~くツボで・・ 又、2巻のラストにあった「月下香」という兄弟ものも気になるところで・・ とにかく続編が読みたいっ!絶対に3巻を出して欲しいですっ! 『楽園の階梯』(ショコラコミックス)は4つのお話が入った短編集で中世の修道士ものと 大正時代(?)もの。 1番面白かったのはラストの「人形の家」で、シロさんが可愛くて、黒くて最高でした そして表題の「楽園の階梯」は修道士コスで、禁断臭がムンムン。 言うことナッシングでした それにしても、甘野さんは従兄弟同士が好きなんですね~。 月シリーズと「楽園・・」の中の3話は皆従兄弟。 幼馴染や血縁関係は普通より濃い感じがするので(禁断さが増すので)大好物です! 『幻の都』 (あおば出版)はアラブの主従もの♪ 第2王子のシャールカーンとその教育係・ジュルナールの物語。 ジュルナールは黒髪で落ち着いた雰囲気ですが、実は年下攻っ。 王子が可愛くおバカちゃんなせいか、教育係はあり得ないほど老け顔に見えます(笑)。 この物語はジュルナールがむっつりスケベで分かりにくい所がツボ。 又、第1王子のシャールカーンへ対する愛も謎で・・ こちらも続きが楽しみですっ! 甘野さん作品は時代物が多いせいか、とにかく服装や髪型が好み そして画面構成や柔らかい絵柄が私的に非常~にど真ん中♪ ギャグ顔や3頭身絵も可愛くて、ちょっと依田さん・あとりさん風。 顔が馬面なのは青池保子さん風(笑) キャラクターも優しく可愛い人ばかりなので、今後は作家買いすること間違いなし! 最近新たに嵌るBL漫画家さんがいなかったので、とても嬉しい出会いでした。 あと2冊ほど未読本があるので、こちらも絶対読んでみたい。 *月シリーズは白抜きのへタレ執着型攻×黒髪の男らしい受で・・ミラ変換発病っ!凄く好みな本でした♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.17 15:32:09
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