カテゴリ:岩本薫
岩本薫さん原作・蓮川愛さん挿絵のロッセリーニ家の息子『守護者』を読みました。
この本はふみ1202さん宅で見かけ、強烈好みなカバーと 強烈好みな題名 に興味津々 でも税込み価格1470円は高すぎると苦悩。 が、現物を見たら迷いは続かずレジへ直行~(笑)。 内容はシチリアマフィアの三男坊・ルカとその護衛・マクシミリアンのお話でした♪ ルカは日本人を母に持つハーフ。大事に育てられたためか、マフィアのくせに子猫ちゃん。 で、子猫状態から脱するべく、ルカは日本留学を決意しますが・・ なんと 護衛付き ルカは15歳年上のマクシミリアンが小さい頃から大好きで、 マクシミリアンはルカが生まれた瞬間からベタ惚れ(そんなバカな) なので基本は問題ない両人ですが、お互い大人になってからの気持ちは分からず・・ マクシミリアンの過保護ぶりにルカは苛立ちます。 大学への送迎 食事の世話 付き合う友達の調査 門限決め など ・・正直ウザイ護衛です(笑) でもクールでメガネで、脱ぐとフェロモ~ンなマクシミリアンはやはりカッコイイ そんな訳で『守護者』はマフィアものというより、わりと単純なお世話BL。 年の差主従の敬語攻はかなりツボでした ところで、今回笑った箇所が一つあって・・ それは「より高度なレベルを目指すため日々の地道な鍛錬が不可欠です」 と二人きりの時も日本語を強要するマクシミリアンっ! いくら日本語ができるからって、そこまでしなくても(笑) 愛の告白と×××は一体何語でやっていたんだか?? あとルカの母はもしや極道マニアなのか?? ・・・最後まで気になりました~。 岩本さんの小説は今回お初でしたが、CDの「YEBISUセレブリティーズ3」は聞いたことがあり・・ (感想はここ) 実はこれも突っ込み所が満載で、けっこう笑える攻でした。 なので、前作のロッセリーニ家長男エピソード・『略奪者』も読んでみたい。 実は「略奪者」もカバーが素敵なので・・・今まで見て見ぬふりをしてきましたが、 中古で見つかるとイイですっ。 にしても、久能千明さんのグレーゾーンシリーズといい、どうして豪華本にする必要があるのか?? 蓮川さんだから多少は納得ですが、値段と内容が正直合っていないとゆーか・・ 角川さんは読者泣かせです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.05 21:15:27
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