「プリティ・ベイビィズ」2冊
岩本さんの「プリティ・ベイビィズ」の新刊2冊を読みました。1冊目は12月に発売されたコミックス。この作品は文庫1巻の主税×梗一のコミカライズで、前半は原作どーり刑事と牧師の出会いと再会。後半は漫画用のオリジナルストーリー+岩本さんのSSで、そんなに嵌っていなかった梗一編も麻々原マジックで何度も読んでしまいそう♪ 特に梗一のツンエロ加減と幼少期の無表情さが可愛可笑しくて、カッコイイのにMワンコな主税も残念で面白い♪お陰で 文庫1巻<コミックス になってしまいました。(原作1巻のレビュはここ)さて、もう1冊は文庫の新刊で、前作で亨に振られてしまった彼方が主役。(3巻レビュはここ) 『スパイシー・ショコラ』で、余り者同士で伊吹とくっつくのか??と予想していましたが、見事に裏切られ、相手は表紙のショコラティエ・パトリック。失恋のショックからパリに出かけた彼方は、人違いからパトリックと出会い、呑み過ぎて特殊な趣味を披露した挙句、彼をゲロまみれにするという・・大失態を犯しますその結果あんな事やこんな事をするはめになりますが、ツンでハッキリした彼方と、Sで職人気質なパトリックは案外相性がよかったみたい。ラストはミッションまがいの働きもしてハッピーエンド岩本さんのお話は出だしがたとえ養護施設でも、職業が牧師・刑事・パティシエ・ショコラティエ・キュレーター・CEOと何だかお洒落。こーゆー浮世離れした感じがやっぱりBLの醍醐味で、今回も面白かったです♪にほんブログ村