カテゴリ:木原音瀬
木原音瀬さんの「牛泥棒」を読みました。
(注:木原さんのディープなファンはこの感想を読まないで下さい/汗) 木原作品は過去に2,3冊読んだことがありますが、 正直かなり苦手な印象。 でもこの「牛泥棒」は、好みが似ているなつりこさんのレビューでチャレンジする気になりました♪ 元々木原さんの読み出したら止まらないストーリー展開と心理描写には 引き込まれていたので、今回は以下の要素で大OK 痛くない +主従もの+時代劇+妖怪もの+依田沙江美イラ (こ、これはほんとに木原本なのか??) で、<痛くない>というのが気に入った1番の理由で・・ これまで読んだ木原ものはたいてい途中でイヤな気分になったり、後味が悪かったりしたので・・ 文章がメチャクチャ上手いっ!と思いつつも嵌れなかったのです 「牛泥棒」は造り酒屋の御曹司・亮一郎×乳兄弟・徳馬の物語。 徳馬は亮一郎を病から救うために沼神様とある契約をしますが、そのために声を奪われ 更にもう1つ約束を守らねばなりませんでした。 身を削って亮一郎を守る徳馬はとても健気で・・ 一方亮一郎も少々癇癪持ちではありますが、徳馬にベタ惚れで可愛らしく力強い♪ 後半には妖怪退治のエピソードもあって、依田さんのイラストもとにかくピッタリ 全体的に甘甘で心美しいお伽話に仕上がっていました 子供の風邪をもらいちょっと発熱してました・・ で、ゴロゴロしている間に読んだ本が「牛」と榎田さんの「ラブ&トラスト」。 両方面白かったです♪「ラブ&・・」はシリーズがまだ後2冊あるので楽しみ! 皆さんも体調にお気をつけ下さい~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.15 20:25:06
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