吸血鬼と愉快な仲間たち5
「吸血鬼と愉快な仲間たち」5巻を買いました。前巻から待つこと2年半っ。新刊情報が出ては消え、出ては消え、出ては消え・・・今回もあまり期待しなかったんですが、ようやく発売さあ読むぞっ!とウキウキしつつ表紙を開いたら目次に<番外編>の文字が。しかも約200ページもあって、本編は100ページしかないっっ。で、番外は何が書かれていたかと言えば、暁の小・中・高時代の過去編で読んでも読んでも読んでも読んでも 救いがない!!!とにかく大人の事情だらけな後味の悪いストーリーで、「吸血鬼」はコメディ風味だから安心していたのに・・2年半待ってこれはない~~~っ(泣)現在、暁の周りに居る人々がまとも(?)で本当によかった と心底思った5巻でした。という訳で可哀想~な暁少年はちょっと横に置いといて、本編に行ってみます。こちらは暁にヤリ逃げとゆーかヤラレ逃げされたアルのその後。キエフやパット、リチャードに支えられ何とか置き去りショックから立ち直る蝙蝠ちゃん。でも暁を恋しいと想う気持ちは全然色あせず、とにかく健気で涙もの5巻も相変らず事件に巻き込まれるアルですが、それによって完全な吸血鬼となって心も成長♪暁に依存しない体と精神力を手に入れて渡日を決意します!て、足蹴にされることは確実ですが・・次巻で幸せになってもらいたいですっっ。さて、今回笑えたのがパットの弟・ゲイリー。姉に全く逆らえない哀れな男でしたが、コメディ部分を大いに担当。更にアルの中途半端な蝙蝠男もビックリ&爆笑で、ビックリと言えばキエフのイイ人加減。彼が日本について来てくれてよかったです♪にしても木原本はやっぱり侮れない・・。この人のマベ・バニ本なんて怖くて絶対読めない~~~っ(汗)。にほんブログ村