カテゴリ:かわい有美子
かわい有美子さんの「進行性恋愛依存症」を読みました。
この作家さんの本は過去に10冊近く読んでいますが、 好きなのは「EGOISTEシリーズ」「猫の遊ぶ庭」「上海―うたかたの恋」そして最近滅法嵌った「透過性恋愛装置」。 で、新刊のタイトルが漢字の羅列だったため、もしや「透過性」の続編?? と思いましたが、出版社が違って期待は霧散。 でもイラストが大好きな今さんだったので即購入決定でした♪ ストーリーは大学バスケ部の先輩・後輩だった九鬼と御巫の再会ラブ。 九鬼はバスケのスタープレーヤーでしたが、不慮の事故で車椅子に。 周囲やマスコミの注目から逃れるため、何もかも捨ててアメリカへ渡り10年が経過。 ケガを克服して起業に成功した彼は日本に帰国。 事故直後献身的に尽くしてくれた御巫を秘書として引き抜きます。 が、再会後の御巫は九鬼に対して機械人形のような態度しかとらず、 かつてのような優しい表情は皆無。 九鬼は無愛想な後輩に苛立ちを覚え、結果互いに打ち解けることを止めてしまいます。 そんな訳で2年以上 強烈な意地の張り合いが続き・・ が、御巫が秘書辞退を申し出たことで事態が過激に好転 本音を吐き出した御巫は ひたすら可愛い生き物に変身っ 九鬼に対するひたむきさと執念は素晴らしく、あっぱれなツンデレでした。 にしても、いつでも偉そうな九鬼はやっぱり名前のごとくちょっとキッチー。 学生時代にあんな事やこんな事をさせておいて、再会後がそっけなさ過ぎるっ。 なので今後はデレデレの甘やかしで御巫を幸せ一杯にしてあげて欲しい~。 そんな訳でJ庭甘甘同人誌を熱望ですっ。 ところで、かわいさんの<受>は健気で可愛くてはんなりした人が多い気がするのですが・・ 特に可愛さにおいては「透過性」と今回の「進行性」は凄くてメロメロ。 しかも「透過性」の北嶋はこれに可笑しさと傲慢さがが加わるので、 より個性的でオモロ~な受くん 攻キャラに魅かれることが多いアタシが、 かわい作品については珍しく<受>に心を打ちぬかれたのでした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.20 17:26:07
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