カテゴリ:かわい有美子
かわいさんの新刊「いとし、いとしという心」を読みました。
お話は京都の老舗名旅館の次男・千秋×その幼馴染・侑央(ユキヒロ) の物語で、京都弁と古い町がはんなりな雰囲気ですが、 攻は執着系のヤンデレ。 で、この ヤンデレ という単語を今回あと書きではじめて見て・・ 「何これ??ヤンキーデレ?それともヤングデレ?」 ・・早速検索してみました↓ *ヤンデレとは、愛する人を想うがあまりに精神が病んでしまった人間のことを指すキャラクターの形容語のひとつ だそうで、でもそれだと<デレ>の部分がよく分からないので、 この作品に関しては、病んでいるのに好きな人の前では優しかったり、デレデレだったりする人 と理解しました(笑)。 という訳で千秋が何故ヤンなのかといえば・・ 幼い頃から次男というだけで家族に顧みられず、 幼稚園から好きだったユキちゃんも兄・荘一に想いをよせるという不幸な生い立ち。 しかも荘一が急逝した途端、銀行に勤めていたにも関わらず家業を強制されるという あんまりな人生。 なので旅館を潰さない代わりにユキを自分のものにすることを決意っ。 結局ユキは荘一の遺した旅館を存続させるために体を差し出してしまいます。 で、千秋の優しさと狐のような狡猾さにひたすら怯え途惑うユキですが、 後半は荘一に想いを残しつつも少々千秋に情を移している様子。 ユキが好きで好きで堪らない千秋が可哀想なので、 どうにか兄<弟になって欲しいものですが、はっきりしないまま最終ページへ。 なのでエエ!コレで終わり??と、かわいさんHPへ向かったところ どうやら2も書いている様子。続編をお願いしたいです。 てな訳で今回1番の収穫は ヤンデレ (笑) 思えばこれの教祖みたいな人が宇宙一好きなアタシ・・(直江)。 ヤンデレは好みど真ん中かもしれません *かわいさんの作品は何気にヤンデレさんが多いような~。 「透過性恋愛装置」「流星シロップ」は受がこのタイプかも。 最近読んだ小説では凪良さんの「恋愛犯」がすぐさま思いつきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.23 21:54:15
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