カテゴリ:深井結己
深井結己さん作品を再び3冊読みました。(他の深井本感想はここ)
で、先ずは感想を叫びたいのが木原音瀬さん原作のコレ↓ 『さようなら、と君は手を振った』 この先はどーなるんだぁぁぁぁ?!! 後書きを読むと終了してしまった感じがするのですが・・ もう連載してないんでしょうか??(泣) てな訳で「早速原作を買うぞっ!」と鼻息荒くネット本屋さんに行ったところ 売り切れ で、待てないアタシは仕方なく密林中古でポチッ。早く届いて欲しいですっ。 「さようなら、と君は手を振った」は従兄弟同士の誠一と啓介の物語。 法事で夏休みを田舎で過ごすことになった17歳の誠一は そこで従兄弟の啓介と出会い、体も心も意気投合♪ 明るく楽しく3週間を過ごし「高校を卒業したら迎えにくる」と啓介に約束をしますが、 結局東京へ戻ってそれっきり その後10年の月日が流れ、啓介の上京と共に再び関係を持つようになる二人ですが、 木原さんのキャラらしく誠一は自己中で見栄っ張りのイヤな男。 ホテルで女に置き去りにされた時はスッとしましたぁ(オイ) 一方啓介は誠一が非道の限りをつくしても 優しく許してしまう 天使 のよーなタイプ。 が、啓介が相手に何も求めない諦観の人だと分ってくると、 これは長年誠一を待ち続けたことで築かれた人格なのか??と考えさせられ・・ 誠一に優しさを与えるだけ与えて突き放すラストは、計算のない復讐にも思えて、 結局翻弄されたのはどちらなのか分らなくなってくる。 そして別れた後の10年を決意する誠一のその後はどうなるのか?? 猛烈に気になりますっっ!! にしても、深井さんの絵がお話にとてもよくあっていました 原作よりマンガを先に読んだせいもありますが、 ぎこちなさが皆無で 完全に自分のモノになっている!! 素晴らしかったです~ さてこの他に『祈る人-完全版-』と『秘書とボディーガード』も読みました。 『祈る人』はかなり初期の作品で、まるっと1冊滝野×深町の青春ストーリー。 深町のキャラのせいか、かなり明るく勢いのある作品で、 当然Hもヤリまくり。 なので深町・姉の××強要にはギャーッでしたが、 トラウマ持ちの滝野とドタバタしているようで包容力のある深町が面白く、可愛い名コンビでした♪ にしてもこの作品で分ったのですが、 深井さんも90年代から活躍している作家さんだったんですね~。 90年代デビューの作家さんは本当に素晴らしい人が多いですっ。 『秘書とボディーガード』は先ずこのタイトルと表紙に心打ちぬかれ・・ どっちも萌える職業で読む気満々になるじゃないですかぁぁぁ で、全部で5つの作品が収録されていましたが、1番好きなのはやっぱりコレで、 秘書の一途さとボディガードの卑怯さが切なかったです。 (甘甘な続編が読みたかったかも) この他「悪い癖」の課長さんが可愛かった ラストで部下に記憶があってよかったです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.24 14:15:12
[深井結己] カテゴリの最新記事
|
|