カテゴリ:凪良ゆう
凪良さんの新刊「散る散る、満ちる 」を読みました。
お話は両親を早く亡くし、家族はロボットのワンちゃん一匹という 寂しいリーマン・如月春水の物語。 如月は片想い中の部下・里見と酔った勢いで関係を持ってしまいますが、 里見には好きな人が居るため、なかなか素直に進めない二人。 で、途中相当焦れますが・・ 「ハルチャン、オカエリ」しか言えないロボットが如月の孤独を強調し、 かなり切ない存在。 そしてちょっと気になるのが如月の親友・榎本。 彼視点の巻末SSが少々ほろ苦く、スピンオフ作品ができる予感?? でも凪良さんにしては平和平凡な作品で、 もう少し病んでる人が出てきて欲しかったとゆーか・・ この作家さんらしさが微妙に足りない本でしたっ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.07.14 17:04:30
|
|