テーマ:炎の蜃気楼大好き!!(77)
カテゴリ:桑原水菜&ミラ旅
本日5月3日は直江(橘義明)のバースデーです
HAPPY BIRTHDAY 直江 で、ケーキでも買おうかな~と地元デパ地下をウロウロしましたが、 どーもピンとくるものがなくてこれを購入↓ 仙台銘菓・萩の月 被災地応援になるし、「萩の月」は好物だし、 直高も仙台へ行った時は食べたかもしれないし・・ と色々こじつけて、BDとは関係ないけどこれに決定。(ゴメンネ直江) 久しぶりで美味しかったです!! さて、ついでに4月末に出た新刊『炎の蜃気楼邂逅編/真皓き残響(仕返換生)』の感想です。 今回は「亡霊双六」「紅衣観音」「仕返し換生」と3つのお話が入っていて、 1番長編なのが前・後編に分かれている「仕返し換生」。 (「亡霊双六」の感想はここ、『紅衣観音』の感想はここ) このお話は直江と宿体・九郎左衛門の戦いと葛藤と描いたもので、 怨霊となっていた九郎左衛門と体を奪いあうことになる直江。 景虎の兵蔵太事件とは逆のことが起こったために、 現在の直江が消えることに焦る景虎さま。 が、直江ほどの暑苦しさはなくて、 体の乗っ取りをラストで阻んだのは残念ながら第三者・・。 それでも九郎左衛門が自ら納得できる死を迎えられたので ある意味ハッピーエンドでした。 桑原さんは今回の後書きで 「生と死を扱うこの物語をこの時期に書くのは辛い」とこぼしていましたが、 だからなのか・・ 「人は生きる理由などなくても生きるのだ。 空っぽになっても生きておらねばならんから、苦しいのだ。 仲間も故郷も愛する女も、何もかも喪うてしもうたとしても!」 という直江の言葉や、直江に<生きる>ことを促す九郎左衛門の言動に きちんとあの災害が重なりました。 桑原さんは文庫100冊を突破したようで、この邂逅編は12冊目。 本編が終了してからのこのシリーズには(『琵琶島姫』以降) 正直濃さや熱さや萌えが足りなくなって、時々もっと、もっとと思ってしまいます・・。 が、完結から9年という時間の流れにはやはり勝てず、 2次元は不変ですが、作家さんは我々と同じ生ものということを忘れてはいけませんね。 *コバルト文庫は35周年のようですが、 これを機会に文庫の装丁を変えたらどうでしょう。何か垢抜けないっ。 **ほたか乱さんの公式が2月から更新されてません。 挿絵でお忙しかったのか??体調とか・・ちょっと心配です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.05.03 21:43:38
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