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BL主腐日記

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2011.05.03
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カテゴリ:桑原水菜&ミラ旅
本日5月3日は直江(橘義明)のバースデーですスマイル 

HAPPY BIRTHDAY 直江お誕生日

で、ケーキでも買おうかな~と地元デパ地下をウロウロしましたが、
どーもピンとくるものがなくてこれを購入↓

hagino.jpg 仙台銘菓・萩の月

被災地応援になるし、「萩の月」は好物だし、
直高も仙台へ行った時は食べたかもしれないし・・

と色々こじつけて、BDとは関係ないけどこれに決定。(ゴメンネ直江)
久しぶりで美味しかったです!!


さて、ついでに4月末に出た新刊『炎の蜃気楼邂逅編/真皓き残響(仕返換生)』の感想です。

kaikoumashiro.jpg

今回は「亡霊双六」「紅衣観音」「仕返し換生」と3つのお話が入っていて、
1番長編なのが前・後編に分かれている「仕返し換生」
(「亡霊双六」の感想はここ、『紅衣観音』の感想はここ

このお話は直江と宿体・九郎左衛門の戦いと葛藤と描いたもので、
怨霊となっていた九郎左衛門と体を奪いあうことになる直江。

景虎の兵蔵太事件とは逆のことが起こったために、
現在の直江が消えることに焦る景虎さま。

が、直江ほどの暑苦しさはなくて、
体の乗っ取りをラストで阻んだのは残念ながら第三者・・。

それでも九郎左衛門が自ら納得できる死を迎えられたので
ある意味ハッピーエンドでした。


桑原さんは今回の後書きで
「生と死を扱うこの物語をこの時期に書くのは辛い」とこぼしていましたが、
だからなのか・・

「人は生きる理由などなくても生きるのだ。
空っぽになっても生きておらねばならんから、苦しいのだ。
仲間も故郷も愛する女も、何もかも喪うてしもうたとしても!」


という直江の言葉や、直江に<生きる>ことを促す九郎左衛門の言動に
きちんとあの災害が重なりました。


桑原さんは文庫100冊を突破したようで、この邂逅編は12冊目。

本編が終了してからのこのシリーズには(『琵琶島姫』以降)
正直濃さや熱さや萌えが足りなくなって、時々もっと、もっとと思ってしまいます・・。

が、完結から9年という時間の流れにはやはり勝てず、
2次元は不変ですが、作家さんは我々と同じ生ものということを忘れてはいけませんね。


*コバルト文庫は35周年のようですが、
これを機会に文庫の装丁を変えたらどうでしょう。何か垢抜けないっ。


**ほたか乱さんの公式が2月から更新されてません。
挿絵でお忙しかったのか??体調とか・・ちょっと心配です。





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Last updated  2011.05.03 21:43:38
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Comments

ピーチシルク@ 電気ネコさん、はじめまして。 コメントありがとうございます。 今後は…
電気ネコ@ Re:楽天ブログ機能終了(12/09) はじめまして楽天の機能停止で日記書いた…
ピーチシルク@ keiさん、こんばんは♪ おかげさまで聴けました~。 (<絶妙>…
ピーチシルク@ mi’さん、明けましておめでとうございます♪ こちらもご挨拶が遅くなりました(汗) …

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