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カテゴリ:こんな事、あんな事。
最近は色々なお話を頂く様になり、忙しくさせて頂いております。 日頃お世話になっている各界の方々には、本当に感謝しております。 弊社の経済に大きく貢献して頂ければ、尚良いのですが・・・。^^; 又このブログを通じて、各方面の方々ともお会いできて、非常に交流・営業の幅も増えたと喜んでおります。 全ては、皆さんのお陰です。 改めまして、ありがとうございます。m_"_m 最近はですかね。^^v さて、私も更新しないと忘れ去られてしまいますので・・・。 いえいえ、最近の経済についての考え方を私なりに少しまとめようと思いましたので、一部書き込み致します。社会学者でも経済学者でもありませんので、自己流の考え方ですが何かのヒントになれば、幸いです。 最近、食品の「空洞化現象」とか、「地方の時代」のようにお話していますが、何かしらの枠組みがあってその様な言い回しになります。 「空洞化現象」も国内生産と海外生産の対比から出た言葉です。 「地方の時代」にしても、都市部と地方と言う様に対比したお話です。 良く例えのお話で、自分の家庭を挙げますが、家庭と言う枠組みで考えた方が分かり易いからです。ですので、家庭の経済を家庭と家庭の外との対比でお話した方が感覚的に理解し易いと言う事です。 経済活動をする上での単位として、個人・家庭・会社・地方自治体・国、場合によってアジア・北米・ヨーロッパ等のエリア、最終的には地球となります。 どの立場で物事・事象を考えるかによって、答えは非常に分かり易くなり、問題点が明確になり易いと言う事です。 まあ、経済活動だけではないのですが、これも一つの例と捉えて頂いて結構かと思います。 では、どの立場でどの価値観を感じるかなのですが、一般消費者・食品提供者・製造加工業者・生産者等々それぞれの立場の中で、何を求めて何を価値としてみるかなのです。 経済的な価値観を、単純に利益と言う言葉としてみた場合、 1.個人に利益があるか否か。 2.家族・家庭に利益があるか否か。 3.所属する会社・法人・団体・仲間としての利益があるか否か。 4.所属する地域社会に利益があるか否か。(市町村・都道府県・地方) 5.国に利益があるか否か。 6.アジアなどの日本を含むエリアに利益があるか否か。 7.地球・人類に利益があるか否か。 大方、この順番・優先順位で判断が為されていると思われます。 世界を考える事は、決して不相応でも、悪い事でもありません。 生産活動・流通活動・消費活動等々、どの活動でもその判断で是非が判断されている訳です。 個人の利益ばかりでは、社会的同意が得られず、それ相応の抵抗が発生致します。 かと言って、地球・人類の利益だけでは、本人が飢えてしまうでしょう。 当然バランスが必要です。 そこで、価値・利益の性質まで考える必要があるのかもしれません。 生産に因らない利益(一種の不労所得)に支えられていては、健全な判断が出来ません。 他から奪う利益でなく、生産(知的労働も含め)して得られた利益を大事にすべきです。 資源は、地球からの大事な恵みです。 土地・空気・水(雨・河川・湖・海)・日照・風・樹木・石油・ガス等々、本来は誰のものでもありません。有効に使う人達の大事な元手です。 食品に関わる価値・利益は、貨幣的な価値・利益だけではありません。 最近では、「安全・安心」と言う様に、目に見えない(見え難い)価値もあれば、「ブランド」と称される信頼の証しもあります。(多少、地に落ちた感のあるブランドもありますが・・・。) 積み重ねられた価値・利益は、多くの支持を得られる筈です。 「美味しさと健康と環境に優しい」もの。 食品の価値提供は、そう言う経済判断で為されるべき性質があると考えます。 「経済の枠」は、価値判断をする上で、分かり易く考える方法の一つとお考え下さい。 今はどの立場で考えているのか・判断しているのか、上手く使えば他の方の意見の根拠も見えるでしょうし、多少の訓練でご自身のバランスシートとしても役立つと思います。 食品に限らず、経済的な言い回しに限らず、立場と何に価値を見るかを意識して判断されると分かり易くなると言うお話でした。^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 22, 2006 06:52:15 PM
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