テーマ:正しい食育ってなに?(1640)
カテゴリ:長寿について
山梨県の棡原村(現在は村ではない)という名前をご存じでしょうか? ここはかつては長寿村として名を馳せていました。 ところがあることがきっかけで、長寿村ではなくなってしまいました。 どういうことでしょうか? そこで牛乳に相談だ、じゃなくて井上 明さんに聞いてみよう。 第37話 『 人の寿命は 食べた野菜の量に比例する! 』 「 人の寿命は 食べた野菜の量に比例する! 」 実に素晴らしい言葉ですね。 こう言われたのは かつての日本一の長寿村・山梨県棡(ゆずり)原村で 医師をしていた古守豊甫先生です。 JR中央線の上野原という駅からバスで1時間ほどの 山間地に棡原村はあります。 斜面の畑ばかりで、水田はありません。 その畑で採れるイモ類(主にジャガイモと里芋)や、 雑穀類、野菜類、豆類(豆腐、納豆、味噌など)ばかり食べ、 時々川魚・・・。 こんな食生活で長寿日本一でした。 ところが昭和28年に立派な道路が開通しました。 すると20年もしないで長寿村は崩壊してしまいました。 なぜでしょう? 立派な道路に乗って悪魔がやって来たのです。 物質文明という欲望の悪魔です。 飽食・美食という食欲の悪魔がやって来たのです。 今まで食べたことのない白米がやって来る、 肉だ卵だ牛乳だ、ハムだウィンナーだソーセージだ、 ヨーグルトだバターだチーズだ、 パンだカップラーメンだポッキー等々がやって来たのです。 老人は今さらそんなものは食べません。 ところが若者が珍しい食品に飛びつきました。 すると若者に肥満だ高血圧だ糖尿病が出てきた。 そして10年くらいすると「逆さ仏」という悲劇が始まりました。 「逆さ仏」とは逆立ちして死ぬことではありません。 老人は元気なのに、若者が先に死ぬという現象です。 老人が子や孫の葬式を出すという悲劇の悲劇です。 こうして長寿村は崩壊しました。 続きはこちら↓ 健康一筋!井上 明 http://ameblo.jp/inoue-akira/ 『長寿村・短命化の教訓 医と食からみたゆずり原の60年』 楽天ブックス↑では売り切れです。 でも、どんな内容かは分かりますので【内容情報】を是非読んでくださいね? 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年04月24日 20時06分42秒
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