テーマ:正しい食育ってなに?(1640)
カテゴリ:給食について
タイトルは 「菜食のススメ」サイトより です。
> 日本には給食を拒否する権利がない風潮・・・。が、しかし・・・、興味深い内容が以下の番組で行われていました。 今回は給食を話題にします。 「学校の給食は添加物など何が入ってるかわからないから」といって児童の母親が子供に弁当を持たせました。 ある小学校教師が、給食を食べずに弁当を持参している児童に対して理由を聞いてみると、アレルギーではないというので、一人だけ弁当持参を認めれば、イジメにあう可能性があると考え、教師が母親を学校に呼び出し、 「給食は集団教育です。アレルギーがあるというわけではないのだったらお弁当は禁止します」と言い放った。 この家庭は今流行のロハスを実践する家庭で、空気もいいからこの田舎に引っ越してきた。弁当を禁止し給食を強制するなら、学校を訴えると言った。 さて、問題です。 アレルギーではない児童の給食拒否、弁当持参を禁止する教師は違法なのでしょうか。 弁当禁止は違法ではない 橋下徹弁護士 橋下 徹 弁護士義務教育というのは英数国理社の科目を教える場ではない。 集団ルールを教えるのが義務教育で一番重要な事。 アレルギーの場合は食べない自由は当然であり、弁当は許されるが、 そうでない時に給食を食べない自由を許すと、授業を受けない自由や、 体育の科目ごとに授業を受けない自由など、どんな自由でも許されるのかという事になる。 弁当禁止は違法である 北村晴夫弁護士 北村 晴男 弁護士給食を強制するため弁当を禁止するのは違法! 学校給食の目的は、集団行動を教えるためではない。 子供の成長の為、栄養を補給させる為である。 経済的理由や母親が弁当を作る時間がない子供の為に支給している。 集団行動を教えるために「これを食べなさい」と強制するのは本末転倒であり、 目的を取り違えている。 学校は「人はそれぞれ違うのだからイジメてはいけませんよ」と教えるべき場。 「イジメにあうから主義・主張と違うものを食べなさい」というのはおかしな話である。 弁当禁止は違法である 住田裕子弁護士 住田裕子弁護士今の世の中の流れとしては「多様性」。 健康上や宗教上の理由、ライフスタイルの信念など、 ある意味では正当な理由があってやりかたも相当である限り、 弁当持参は認めるべき。 島田紳助 島田紳助「ほう。世の中の流れがそうなっていると!僕たちが子供の頃給食を無理矢理食べさせられていた時代とはまたちょっと違うんですね。」 弁当禁止は違法である 丸山和也弁護士 丸山和也弁護士教育というのはそれぞれの生徒の個性を引き出してそれ 弁当禁止は違法と唱える弁護士3名に対し、弁当禁止すべきと熱弁する弁護士1名。意見が対立しております。 さて、この番組の「行列のできる法律相談所」が出した結論は・・・ 学校が弁当を禁止するのが違法になる可能性は80% 学校給食は教育上の義務とは関係ないため、 お弁当を持参しても問題ないようです。 この件に関して、現職教師であられるT・K様よりメールをいただきましたので ご本人の承諾を得て一部公開させていただきます。 菜食のススメ様 この問題、メルマガでも読みましたよ。 ちょこっと意見を言わせて下さいね? > 授業を受けない自由や、体育の科目ごとに授業を受けない自由など、 > どんな自由でも許されるのかという事になる。 これって論点のすり替えでしょう? 教科を教えること、受けることは義務ですが、給食は義務ではないんです。 あとでまた書きますけど、教科とは別に考えないといけませんね? > 自由、自由と言っていたら集団ルールを守れるような子供には > 成り立たないので、弁当は禁止するべき。 たとえば、外国人がいたらどうなんでしょうね? 日本食が食べられない。嫌い。自国の食材を食べたい、と言ってきたらどうするのでしょうか? 。 教師は安易に「いじめの原因になるから」と言って、自らの無能さをさらけ出すことがおうおうにしてありますね。 北村弁護士のおっしゃるとおり!です。 他の住田裕子弁護士、丸山和也弁護士もとってもまともなことを言っていますね 。 > 学校が弁当を禁止するのが違法になる可能性は80% ぼくは「可能性は80%」に引っかかっています。 可能性は100%なのですよ。給食は任意なんですから。 まずそのことを親御さん達には認識していただきたい。 おそるおそる学校側に言うのではなく、堂々と言っていただきたい。(でも横柄ではなくね?) お子さんが小学校に上がる時点で、入学式より以前に、校長に面会しましょう。 担任ではだめです。給食が任意だ、ということを知らない人もいるでしょうからね。 校長です。 ていねいにわかりやすく、説明しましょう。 アトピーで食事療法やっているとか、○○アレルギーであれば、ことは簡単でしょう。 でも、ウチの子はベジタリアンとして育てきたから、という理由はおそらく校長も聞いたことがないでしょうから、一から説明しましょう。 実践者がいます。この本はとっても参考になりますよ 『ぼくは給食を食べていません』 著者:富田麻予 出版社:新風舎 ぼく自身は給食が完全自由化になればいいと思っています。 食糧事情が悪い時代は終わりました。 貧困家庭もごくわずかになりました。 逆にいまや、給食費を不払いする不届きな家庭も増えています。 ガスだって電気だって水道だって不払いだったら止めるでしょうに。 なんで給食って止めないの? 不思議です。学校って不思議な世界です。 給食完全自由化にすれば解決しますね。 あ、そうそう冒頭の文での不思議な点を挙げますね。 > 児童の母親が > 「学校の給食は添加物など何が入ってるかわからないから」 > といって弁当を持たせました。 これは学校側に無断で行ったのでしょうか?そこのところがわかりません。 この文面からすると、無断で勝手に弁当を持たせた、と読みとれますね。 やはりまずは校長に掛け合うことが大切ですね。 ぼく自身は、給食を拒否する親御さんが増えてくることをのぞんでいます。 みなさん拒否できることを知らないんじゃないかと思います。 あなたのお子さまには堂々とベジメニューのお弁当を持たせましょう 現役教師のT・Kさんからのご意見でした。 【出典】 http://saisyoku.com/ 【中古】 ぼくは給食を食べていません /富田麻予(著者) 【中古】afb お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年10月26日 19時31分41秒
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