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2019年05月20日
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カテゴリ:きらめき
五木寛之さんのエッセーにその魅力を発見して以来、恋い焦がれていた金沢にやっとたどり着けました。
金沢文芸館​へ行けば、五木寛之さんの色々に出合えると知って、金沢駅に到着してから最初に訪れました。

五木寛之さん作詞のレコードのジャケット、関連の書籍、ドラマや映画のポスター。
そして・・
若かりしころの写真。
これを見つけたときは、ご本人ではなく俳優さんだと勘違いしてしまいました。
父と同じ昭和7年生まれだけれど、その姿が今現在のものだと思いこんでしまうほどに、モダンで、奥様もまた、同じように・・

精神科のお医者さんでもある奥様のお父様が、金沢市長もされた方だという縁で、かつて銀行だった建物が、金沢文芸館として設立されることになったのだそうです。
地元のボランティアの方が教えてくださいました。
奥様が三姉妹で弟さんは、やはり精神科のお医者さんだそうです。

五木寛之さん自身も引き揚げのときの負い目のようなものを背負いながら生きて来られ、精神的に大変な時期もあった方なのですが、
金沢を代表する、泉鏡花、室生犀星もまた、精神的な辛さを抱えて生きて来られたことを、金沢に来て初めて知りました。

そして、金沢には、心を癒してくれる自然の魔力があることも・・



浅野川(女川と言われている)
泉鏡花の文学はここで生まれた。





古い町並みが残っている。この辺りは、夏日の暑さも感じられず、川から吹く風が涼しくて、爽やかだった。





犀川(男川と言われている)
室生犀星の文学は、ここから始まったが、帰りたくても帰れない、遠いふるさとの川でもあった。




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最終更新日  2019年05月20日 21時20分02秒
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