テーマ:暮らしを楽しむ(388225)
カテゴリ:好奇心
大阪城の中の景観にがっかりした。
子供たちがまだ小さかった頃、初めて大阪城の天守閣に上がって感激した。 狭い階段を上がるのは確かに大変だった。 けれど、昔の状況に思いを馳せるには必要な景観だった。 数年前、再び、訪れて唖然とした。 階段ではなく。エレベーター。 もう、元の大阪城を見ることもできない・・と。 先日、初めて上がったという友達も同様にがっかりしたらしい。 その前に訪れた他県のお城はそうではなかったから尚更と。 今朝、新聞で安倍首相もエレベーターが・・の発言をされたと・・ それに対する批判の先頭を切ったのが、乙武洋匡さんらしい。 確かに、バリアフリーも大切かもしれない。 けれど、病室で映像でしか大阪城の内部をみることができない人は、元の大阪城を見たいと思うだろう。 そもそも、エレベーターが、心身共に不自由な人のためになるとも思わない。 私はエレベーターのような閉所が苦手なので、ホテルでも非常階段が使えるところは使ったりもする。 乙武さんのように経済的にも恵まれている人にとってみれば、バリアフリー一つ満足でないことが不満なのかもしれない。 けれども、健常者が皆、経済的に恵まれているわけでもない。 食べたいもの、行きたいところ、欲しいもの、したいこと、どれも満足にできる人ばかりではない。 諦めてることって、いっぱいある。 バリアフリーって、いったい何なんだろう? 人の希望って、どこまでが権利で、どこからが我儘なのか? 不倫騒動も、乙武さんにとってはバリアフリーだったのかな・・?と、ふと思う。 にほんブログ村 別窓で開きます 日常の小さなできごとを愛する生活
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最終更新日
2019年06月30日 09時23分51秒
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