テーマ:暮らしを楽しむ(388215)
カテゴリ:美術展
「浮世絵ねこの世界展」を見た。
ねこは昔から人気者だったようだ。 もともと、犬のように鎖でつないで飼っていた時代もあったらしい。 そういえば、犬も昔ほどは鎖でつながれて飼われてる様子を見ることがなくなった。 ところで、江戸時代、表現の自由というのは度々制限されていたようだ。 一時は盛んだった歌舞伎のブロマイドも、美人画も禁止された時代があった。 そんな時、美人の顔は猫になった。 歌舞伎の顔は、お面になって猫が被った。 表現の不自由さから、新しい自由が生まれている。 浮世絵には化け猫も多数描かれている。 不自由さに負けない、遊び心満載の発想に、江戸時代のゆたかな遊び心を感じる。 やっぱり、芸術作品は楽しめるものが好きだ。 不自由さがいっぱいだった子供の頃、描きたい物語が溢れていた。 不自由にもがく心が、物語の中に楽しさを求めようとしたのかもしれない。 RADWIMPSの野田さんも、ずっと抱えている「異物感」から逃れる居場所が音楽だったのだと語っている。 芸術って不自由だからこそ、生まれるものなのかもしれない。 にほんブログ村 別窓で開きます 日常の小さなできごとを愛する生活
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最終更新日
2019年09月01日 20時42分16秒
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