テーマ:暮らしを楽しむ(388245)
カテゴリ:生き方
舅が生きていた頃は、いつも包丁を研いでくれていた。
自分で包丁を研ぐようになって、もう20年以上になる。 毎朝、オニオンスライスを食べる。 玉ねぎを切ることも、30年来の日課のだが・・ 最近、目の痛さがただごとではなくなっていた。 舅の言葉がふと甦った。 「包丁は、前後に引いてきるもんや。刃が傷んでる。」とよく叱られていたのだ。 いつのまにか忘れて、また上下に動かしていたのだ。 前後に包丁を引いてみた。 思った以上によく切れる。 薄く切れそうだから、丁寧に包丁を引く。 何よりもうれしいことは、目があまり痛くない。 包丁が薄くなって切れないものだから、力を込めるのもいけなかった。 辛み成分が飛び散っていたのだ。 父にも子供の頃から言われていた。 「道具は、こまずけて使うもんや。」と。 使い方一つでどうにでもなることって、よくある。 丁寧に・・ 私にとっては、忘れてはいけない大切な言葉だ。 にほんブログ村 別窓で開きます 日常の小さなできごとを愛する生活
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最終更新日
2019年12月08日 23時09分30秒
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