テーマ:暮らしを楽しむ(388453)
カテゴリ:生き方
「あんたの声、熱出す前はもっと綺麗な声やったのに、熱だしてから声かわったんや。」
子供の頃、母にそう言われたことがある。 私は子供の頃から、年中、痰が絡みやすく特に夏場は、鼻と喉の間に痰が絡んで息苦しいときがあったので、水泳の時間がつらかった。 やはり、子供の頃から両耳には耳鳴りがある。 原因は知らない。 知ろうと思ったこともなかった。 ただ、不思議に思うことがあった。 風邪の前触れがわかるのだ。 耳の中が痒くなるからだ。 ところが・・ 数週間ほど前、突然、左耳に空気が通るような感覚を覚えた。 その少し前から外部の音が大きく聞こえるので気になっていた。 そして、左耳の耳鳴りがいつのまにか消えていることに気づいた。 音が大きく聞こえると思ったのは、もともと聞こえにくかったからのようだ。 今、左だけが良く聞こえるため、どの音も左から発せられているように聞こえる。 今、コロナかもしれない症状が一週間以上続いている。 コロナの後遺症が色々語られるようになり、その中のいくつかはインフルエンザや熱中症でも起こると聞く。 罹患後の自律神経の乱れが原因のものもあるようだ。 そんなことから、耳の痒みはインフルエンザの際の中耳炎の痕跡ではないかと思い始めた。 20年以上前に、母が肺のレントゲンに影が見つかった際、過去の肺炎の痕跡だとわかったことも思い出した。 症状が軽いので病院にも行っていなかったようだ。 子供の頃、インフルエンザが流行したのでは・・・ 私が生まれた1960年代に二つの大流行があった。 A2型インフルエンザ大流行-同症誘因死亡者2万3000人に(50年前) 1962年(昭和37年)1月~5月 この年の届け出患者数47万4723人、直接の死亡者は57年に次ぐ7014人。実際に罹った患者数約1800万人余、肺炎、心臓病などインフルエンザが誘因となった死亡者は約2万3000人余と推定された(62年5月末推定)。(出典:厚生白書昭和37年度版付属資料) インフルエンザ大流行、25万人が発症しピークに(40年前)[追補] 1965年(昭和40年)3月 1962年(昭和37年)の29万2708人/月に次いで2番目の3月届け出患者数24万8293人/月を記録した。これは年間届け出数の60.7%に当たっている。またこの年の2番目のピークは翌4月で、同じく11万6766人とまだ流行は静まらなかったことを示している。翌5月はさすがに7247人と少なく流行は終わった。 この年の届け出患者数40万9391人と62年に次いでまた40万人台を突破した。直接の死亡者は5021人。62年と同じ率で推計すると実際に罹った患者約1550万人余、インフルエンザが誘因となった死亡者は約1万6500人程度と推定される。(出典:厚生省統計調査部編「昭和40年伝染病及び食中毒統計」 痰が絡む症状も数年前に消えていることに気づいた。 歴史の中に答えがある。 にほんブログ村 別窓で開きます 日常の小さなできごとを愛する生活 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年08月26日 13時18分34秒
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