テーマ:暮らしを楽しむ(388459)
カテゴリ:生き方
10年以上飲み続けた薬をやめてから、もう6、7年が過ぎた。
飲み始めたら、一生飲むしかない薬だ。 けれど、ある時、血栓ができる副作用のリスクを知った。 親切な先生だったが、治療と副作用は切り離すことが現代医学の常識だと知った。 薬を止めるという選択肢が先生には無い以上、自分で解決するしかないと思った。 禁断症状の出る薬だったので、先生には黙って少しずつ減らし飲まなくなった後も数年通い、症状が安定していることを確認して打ち明けた。 再発のリスクと副作用のリスクを天秤に掛けた時、私にとってのリスクのおおきさは副作用の方だった。 それ以来、安易に病院へ行くこともなくなった。 いつの間に風邪薬を買うことさえ無くなっていた。 幸い、仕事が自営業の手伝いなので、体調が悪くてもそれなりに動けばいいというのもあって、自然治癒に任せている。 今回、コロナに備えるために、麻黄湯と葛根湯を常備しておこうと思って数年ぶりに薬を買った。 コロナにかかっても、ワクチンを打っても、「感染増強」が起こる可能性があると言われている。 「感染増強」って、一体どういうことなんだろう…と検索していたら、大阪大学の研究結果にたどり着いた。 感染増強抗体の産生が重症化を引き起こしているが、それが検査によって明らかにできるという。 そして、感染増強抗体を産生しないワクチンを作ることが可能になるという。 また、日本医療開発機構の7/5のプレリリースによれば、コロナ感染した回復者は、軽症、重症の程度にかかわらず、獲得した抗体が、変異株にも交差結合して抗体を作ることが確認され、それが時間の経過とともに強化されていくという。 これは、今後のワクチンの開発においても可能らしい。 当初は、感染しても抗体はできないと言われていたが、抗体はできるし、変異株にも交差免疫として働くということがわかったのだ。 私のコロナなのかわからないような弱い症状もひょっとしたら、当初のコロナ感染で獲得した抗体のお陰かもしれない。 あの頃、同じような不調が何度かあった。 あの頃は、インフルエンザの抗体がコロナに対する交差免疫抗体になっているのかもしれないと言われていた。 自然治癒力って、すごいなと思う。 日本の医学もまた日進月歩で、治療薬もワクチンも研究がどんどん進んでいるようだ。 にほんブログ村 別窓で開きます 日常の小さなできごとを愛する生活 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[生き方] カテゴリの最新記事
|
|