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今週一週間夏休みです。
上級医の先生方にはもちろんありません。 というわけでとって良い休みなのかどうかはわかりません。 新しい臨床研修制度が始まり、厚生省から病院の事務へは研修医に夏休みをとらせるように通達がいっています。 そして私はそれに素直に従わせていただくことにしました。 身体を休めたい。そんな感じでしょうか。 友達とどこかへいく約束をすることもなく、夏休み突入 となりました。私は現在内科(消化器)をまわっていますが、 外科を回っている同期は休みなしとの話を聞くと、少々後ろめたい気もします。休みが終わってから上級医に”先生本当に休みとったんだ”なんて嫌み言われたりして・・・・ (どうせ研修医は役にたってないんだからさっさと休みとりなさいといったのを忘れないでね。) 休み中友達と会う約束を何件かいれましたが、勉強もするつもりです。患者さんのプレゼンテーション、これが苦手です。簡単にいうと患者さんの現在の状態、問題点を要領よく、他の先生に伝達することです。系統的に、要領よく、具体的に発表することが大切なのですが、まだまだ初心者以下のレベルでまずいです。特にこの発表が上手くできないことは患者さんの状態把握ができていないということ、問題点が整理されていないことになるので大問題です。全てはここから始まるのです。 素晴らしい臨床医は問題点をあますところなく、簡潔的にのべることができます。そして問題点を解決するために必要な検査を 順序よくオーダーすることができ、問題がおきている原因を特定することができます。もちろん原因が特定されればその原因に対する解決法(治療)を正確に行うことができます。 これができないと対症療法になってしまいます。(痛みに対して 痛み止め等) 上級医の先生に一つ一つ指導してもらえると思っていましたが、 先生等も忙しくあまり教えてもらえないのが現状です。学生時代 にもっていた抽象的な知識は現場では威力を発揮しないこともしばしばです。採血一つにしても自分で行う場合、何ゲージ(針の太さ)の針で何cc摂るのか?スピッツ(血を入れる管)にいれる順序はどうか?具体的な知識が要求されます。 今でもルート(点滴ライン)をとるのに失敗したり、患者様には ご迷惑かけっぱなしです。2年後の自分を想像すると怖い日々ではありますが、精進していきたいと思ってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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