テーマ:好きなクラシック(2327)
カテゴリ:オペラなど、クラシック音楽
オペラというものは高くつきます。劇場に足を運ぶのはもちろんなんですが、
DVDを手に入れようにも、まともに買うと結構高いし、レンタルショップにも 貸し出してないし、もちろん、安売りなどしてはいません。 輸入版は非常に安く出ています。大概英語の字幕がついていますので、 辞書を引き引き聴くことさえいとわなければとてもお得です。 ただ、古語が多いので慣れないと読みにくいですね。 最近はyoutubeでお気に入りの名場面を観るのが楽しいです。全く、いい時代になりました。 youtubeでのお気に入りのオペラ 去年のザルツブルグ音楽祭から、アンナ・ネトレプコのモーツアルト「イドメネオ」からの エレットラのアリア ロシア出身の美貌のソプラノ、アンナ・ネトレプコ。とにかく女優並みに美しく、色っぽい。 華があって、堂々とデーヴァの貫禄です。こちらは狂乱のアリア、少し暗めの彼女の声に 合っていると思います。指揮のハーディングも、ドキドキしちゃってるんじゃないかしら、 と勝手に想像したりして・・ 2004年に東京の新国立劇場でのドニゼッティ「ランメルモールのルチア」狂乱の場より 狂乱の場その2 ソプラノ、マリア・デヴィエラ。同じロシア出身?(ちょっと不確定)としてネトレプコより 実力は上じゃないでしょうか?超高音も軽々と歌い上げ、表現力も豊か。 ルチアはカラスやサザーランド、クルヴェローヴァといった大歌手が伝説を作り上げていますが、 デヴィエラのルチアは彼女らに勝るとも劣らない、こちらの公演は本当にすばらしいです。 ホセ・カレーラス、アグネス・バルツアによるマスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」より 私の大好きなカヴァレリア・ルスティカーナ。デル・モナコ、シミオナート以外のカヴァレリア はもう聴けない!と思っていたのですが、こちらのもすばらしい。面白いのはカレーラスと バルツアは歌だけ聴いていると息がぴったり、大熱演なのに、ステージ上は全く目を合わせず 倦怠期の夫婦みたいです(笑)。オーケストラが少し不安定なのが残念です。 エディタ・グルベローヴァによるモーツアルト「ドン・ジョヴァンニ」よりドンナ・アンナのアリア 「今こそおわかりでしょう」 「夜の女王」が当たり役のグルベローヴァですが、ドンナ・アンナも最高です。 迫力がありながらもけして雑にならない、安心して聴いていられます。 しかしよくこんな声がでますよね。まさに天から授かった喉なんでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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