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テーマ:七草がゆ(18)
カテゴリ:身体の為に出来ること♪
七草(ななくさ)は、人日の節句(1月7日)の朝に、7種の野菜が入った粥を食べる風習のこと。本来は七草と書いた場合は秋の七草を指し、正月のものは七種と書いて「ななくさ」と読むが、一般には正月のものも七草と書かれる。
昔の七草とは、これ以下の「春の七種 (はるのななくさ)」や「秋の七種 (あきのななくさ)」と異なることを指す. 米・粟・キビ・ヒエ・ゴマ・小豆・蓑米(カズノコグサ) ------------------------------------------------------------ 名前・現在の名前・科名 芹(せり)・芹・セリ科 薺(なずな)・薺(ぺんぺん草)・アブラナ科 御形(ごぎょう)・母子草(ははこぐさ)・キク科 繁縷(はこべら)・繁縷(はこべ)・ナデシコ科 仏の座(ほとけのざ)・小鬼田平子(こおにたびらこ)・キク科 菘(すずな)・蕪(かぶ)・アブラナ科 蘿蔔(すずしろ)・大根(だいこん)・アブラナ科 (「仏の座」は、シソ科のホトケノザとは別のもの) ------------------------------------------------------------ この7種の野菜を刻んで入れた粥(かゆ)を七種粥(七草粥)といい、邪気を払い万病を除く占いとして食べる。呪術的な意味ばかりでなく、御節料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能もある。 七種は、前日の夜に俎に乗せて囃し歌を歌いながら包丁で叩き、当日の朝に粥に入れる。囃し歌は鳥追い歌に由来するものであり、これは七種粥の行事と、豊作を祈る行事が結び付いたものと考えられている。歌の歌詞は「七草なずな 唐土の鳥が、日本の土地に、渡らぬ先に、合わせて、バタクサバタクサ」など地方により多少の違いがある。 七種の行事は「子(ね)の日の遊び」とも呼ばれ、正月最初の子の日に野原に出て若菜を摘む風習があった。『枕草子』にも、「七日の若菜を人の六日にもて騒ぎ……」とある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 7, 2008 11:46:36 PM
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